清原和博の薬物疑惑報道にASKAの名前が…『ほぼ日刊 吉田豪』連載125

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清原和博、覚醒剤疑惑を直撃した『週刊文春』記者に掴み掛かり、ICレコーダーをヘシ折って恫喝する模様が、『文春』の白黒グラビアに。ガードマンが警察を呼びに行くなり、折れたICレコーダーの鋭利な部分で自分の左手の甲を切りつけ、「こいつにやられて怪我したんや」「明日仕事があって、この手じゃできない。明日CMの仕事があって何千万の損や」「お前、一生追い込むからな!」と言い出す展開もさすがだと思いましたけど、なんといっても今回の記事のポイントは「現在、清原の事務所で運転手などを務める人物は、CHAGE and ASKAの事務所の運転手をしていた」という芸能関係者の証言! それを思うと、『文春』に直撃された瞬間、清原の脳内では『YAH YAH YAH』が流れて、「掴んだ拳を使えずに言葉を失くしてないかい。傷つけられたら牙をむけ、自分を失くさぬために。今から一緒に、これから一緒に殴りに行こうか」とばかりにブン殴ろうとしたけれど、「いっそ激しく切ればいい。丸い刃はなお痛い」というフレーズで我に返り、殴るよりも自傷行為に出たんじゃないかと妄想。

【前回記事】
震災映画「ガレキとラジオ」の過剰演出で役所広司が激怒…『ほぼ日刊 吉田豪』連載124

Written by 吉田豪

Photo by 清原和博 魂の言葉

清原和博 魂の言葉

すごい言葉使い。

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