いやもう、今年は台風が多すぎっしょ! 腹立つので1951年からのデータを引っ張り出してみた結果......

2018年08月10日 1951年 データ 台風 検証

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 2018年8月9日の早朝、台風13号が関東圏に接近して猛威を振るうなか、この原稿を執筆しています。台風といえば、7月末から8月頭にかけて、えらいファンキーな進路を見せた台風12号がやってきたばかりであり、「もう次が来たの?」とややげんなりした気分。しかも、13号が接近している時点ですでに台風14号も日本の沖縄に向けて接近中ようです。

 ちなみに台風14号の名前が「ヤギ」だそうですが、あまりに突飛すぎるネーミングにビックリ。気になったので少し調べてみたところ、日本を含む世界14カ国が加盟する「台風委員会」なるものがあり、そこで決められた140個の名前を順番につけていくのだそうです。現在接近している台風13号は「サンサン」(香港の命名で少女の名前)というらしく、ちょっとかわいいじゃないか。深刻そうな台風ニュースを耳にしながら、そんな他人事なことを考えてしまいました。

 何はともあれ、「今年は台風が多いのかな」と心配になってしまったので、今回は台風についてのデータを調査していきます。

DATA_026_graph1.jpgグラフ1


 まず、グラフ1は1951年から2017年までの台風の発生数と日本への接近・上陸数をまとめたもので、折れ線グラフが発生数、棒グラフの「オレンジ」が接近数、「グレー」が上陸数となります。
 発生数の歴代最高は1965年の「39」、最小は2010年の「14」。また、減少や増加といった傾向はなく、大体の年で二十数回は発生しているようです。接近数については10前後という年が多く、発生した台風の3~5割くらいが接近してくる模様。上陸数はほかの項目と比べるとさすがに少なく、ほとんどの年で1桁台となっています。
 ちなみに2004年の上陸数は「10」と群を抜いて多く、清水寺で毎年発表される「今年の漢字」に「災」が選ばれたほどでした。

DATA_026_graph2.jpgグラフ2


 次にグラフ2は、1951年から2017年までの台風発生数・接近数・上陸数の月別総数です。すべての項目において、7月から増えて8~9月でピークを迎え、10月を超えると減少していきます。つまり、今年はこれからが台風シーズン本番ということです。

DATA_026_hyou1.jpg表1


 最後は2018年の台風状況を2017年と比較した表1を見てみましょう。今年は2017年に比べてとくに多いということはありませんが、接近数はすでに「6」をマーク。現時点がピーク前の段階ということを考えれば、2017年の「8」よりも接近数は多くなりそうで、台風の影響にさらされる機会は前年よりも頻繁になるのではないでしょうか。

 もうすでにスタートを切っている台風シーズンに向けて、いざというときの備えだけは忘れないようにしたいですね。(文◎百園雷太)


※この記事のグラフや表は、気象庁「台風の統計資料」をもとに筆者がグラフ化・作表したものです。

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