「気は優しくて力持ち」で親しまれてきた最強セキュリティ集団『BONDS』にとうとう批判が殺到した2018年夏

2018年09月02日 BONDS TIF アイドル セキュリティ 中国人転売屋 批判 格闘家 警備員 集団

  • LINEで送る
  • ブックマークする
  • シェアする

36898650_1403980419702230_1615594794984144896_n.jpgBONDSの存在はアイドル界にとって非常に大きい


 あなたは「BONDS」をご存知ですか? 筋肉隆々の屈強な身体で、周りに睨みを利かせる最強のセキュリティ集団で、荒れるアイドルイベントではおなじみの存在です。一般の警備会社とは一線を画し、現役格闘家や元警察官などで構成され、アイドルイベントの他、危険と隣り合わせのクラブやイベントの警備やトラブル処理を請け負っています。

 DEEPや修斗などで活躍していた総合格闘家の伊勢野寿一さんが、週末にクラブで用心棒をしていたことがBONDSの始まり。その後、契約店舗が増えるにつれ仲間も増え、5年前に警備業の資格を取得し、現在に至ります。

 そんなBONDSが大きな注目を集めたのが、2016年に開催されたニコニコ超会議です。私立恵比寿中学のライブ中、周囲への迷惑行為を止めない若いアイドルヲタク、通称「厄介ピンチケ」がBONDSに制圧され、流血沙汰に発展。この騒動はTwitterやまとめサイトで取り上げられ、BONDSの知名度は急上昇しました。その年のTOKYO IDOL FESTIVALでは「BONDS」がTwitterのトレンド入りし、アイドルがこぞってBONDSとツーショットを撮影するなど、アイドルヲタクの話題の中心になりました。

 気は優しくて力持ちとして、アイドルヲタクの間で親しまれてきたBONDS。しかし、今年の夏はその評価が一変。BONDSに批判が集中しているのです。

 TOKYO IDOL FESTIVALのベイビーレイズJAPANのパフォーマンス中、数十人の厄介ピンチケが暴走。すると、駆けつけたBONDSが厄介ピンチケの首を掴んで、地面に叩きつけました。この様子を捉えた動画がTwitterで拡散されると、「やりすぎ」「警備の域を超えている」「単なる暴力」と非難が殺到したのです。大勢に数人で対応しなければならなかったとはいえ、そのやり方は確かにやや過剰に見えます。

 さらに、若者に人気のブランド「Supreme」の秋冬コレクションの発売日当日、何かしらのトラブルで、中国人と思われる男性がBONDS数人に取り押さえられている動画がTwitterに投稿されました。その映像には、BONDSが中国人を捉えて意識を失わせた様子が収められていました。これはあまりにも酷い侮辱的、屈辱的な行為です(3月には中国人転売屋と思われる集団にBONDSが袋叩きにされる動画が拡散されたばかり)。

 先月頭に、男性がフジテレビに車で突っ込み、玄関を破壊したとして逮捕されたニュースが報じられました。この男性はその前日にTOKYO IDOL FESTIVALでトラブルを起こし、BONDSに制止され、警察に事情聴衆されていました。逆恨みの犯行であり、言うまでもなくこの男性が悪いのですが、一連の行動を見る限りBONDS側の対応にも問題が無かったとは言い切れないように感じます。

 バッシングが集中するBONDSですが、TOKYO IDOL FESTIVALでは、人間味あふれる一面も。ハロプロの現場で紙芝居を披露している「紙芝居おじさん」ことおに山田氏が、湾岸スタジオ前でパフォーマンスをしているとBONDSが警告。しかし、その後なぜかBONDS6人が紙芝居に夢中になるという、強面とは思えない意外な人柄にも注目が集まりました。

TIFの名物「紙芝居おじさん」、ボンズに警告されるもボンズ6人相手に紙芝居を披露、見事虜にしてしまう
http://timsogo.com/topik_117/

 そんなBONDSが、先日AbemaTV「給与明細」で特集されました。スタッフの給料システムは、「基本給」に加えて「現場給」が上積みされるという仕組みであり、あるスタッフの月収は41万7240円と公表されました。意外と高給取りでした。

 ときにはアイドル以上に注目が集まるBONDS。善良なアイドルヲタクにとってはありがたい存在なのは間違いありません。そんなBONDSに批判が殺到するのは、その期待の裏返しのようにも思えます。果たして、BONDSは今後、汚名を返上することが出来るのでしょうか? BONDSとは絆という意味です。その名前の通り、アイドルヲタクとの絆を取り戻してもらいたいものです。(取材・文◎杏)

  • LINEで送る
  • ブックマークする
  • シェアする
TABLO トップ > カルチャー > 「気は優しくて力持ち」で親しまれてきた最強セキュリティ集団『BONDS』にとうとう批判が殺到した2018年夏

連載コラム

  • ほぼ週刊吉田豪 僕がなぜこれをRTしたのか
  • プチ鹿島の「余計な下世話」
  • 青木理「逆張りの思想」
  • 川奈まり子の奇譚蒐集 キュリオシティ・コレクション
  • 中川淳一郎の俺の昭和史
  • TABLO編集長・久田将義 偉そうにしないでください。
  • 岡本タブー郎 テレビのムカつく奴
  • 朗読詩人 成宮アイコ 傷つかない人間なんていると思うなよ
  • 悪役YouTuber・シバターの「おまえら、ユーチューバーなんかになるな!」

動画配信中!

  • 001-03_03.jpg

広告募集

  • adbana.jpg
ページトップへ
スマートフォン用ページを表示する