写真の店舗ではありません
今では当たり前とも考えられているコンビニエンスストアの24時間営業だが、深夜に店内を訪ねてみると他に客はなく、店員も一人で切り盛りしているなど「こんな時間にまで開けている意味はあるのだろうか」と心配させられることもある。
実際に24時間営業には疲弊している店舗も多いようで、そんな店舗からの悲鳴が騒動を巻き起こす形に。
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発端となったのは、大阪府にあるコンビニ大手のフランチャイズ加盟店。「24時間営業はもう限界」と、自主判断で営業時間を短縮したところ、本部と対立することになってしまったというのだ。
該当のFC加盟店の50代オーナーは、人手不足から過労死寸前に追いやられるほどの状況で24時間営業を続けてきたようなのだが、流石に限界が訪れたため午前1~6時の営業を取りやめ「19時間営業」としたところ、本部より「24時間に戻さないと契約を解除する」と通告され、さらに応じない場合には違約金1700万円と強制解約がチラつかされることに。
一部のオフィスビル内のコンビニ店などではFC店舗でありながらも24時間営業を行っていない場合もあるため、特別な合意が両者間で得られれば営業時間の短縮も認められるようだが、このような合意には至っていないようだ。
「いい加減これ取り締まれよ」
「わざわざ金払って奴隷になりに行く不思議」
「FC契約に関する規制がない日本でFC契約なんかするもんじゃない」
「人雇うくらいなら閉めた方が固定費が発生しないんだよな。24時間営業は本部のエゴでしかない」
「コンビニの奴隷になったやつが悪い」
「契約解除は仕方ないとしても違約金は酷いと思う」
「短縮を認めたら帝国が瓦解するんだろうな」
「コンビニの24h営業とかどんどんやめたらいいよ。別に困る事一つもない」
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一方で該当のコンビニFC店は過去の来店者レビューを掘り下げられることにもなっており、そこには『「買い物しないなら出て行け」と言われました』「店のトイレは使えませんというか、使わせてもらえません」「客へ威圧的な暴言を吐く店舗」と悪評も多く寄せられていたため、「バイトが居着かないだけでは?」との指摘もある。
いずれにせよ「24時間営業」というもの自体について考えさせられる今回の事案。契約ありきの内容とは言え現場の状況は刻々と変化するもの。もう少し柔軟な対応と考え方の広がりに期待したいところ。(文◎編集部)
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