議員が獣肉解体の前で変顔写真 動物愛護団体だけでなくネット上で大バッシング 「辞職しろ!」

2019年03月15日 動物愛護団体 変顔写真 炎上 獣肉解体 議員

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 世界中の誰もが閲覧可能であるという事実はどこか実感しづらく、知人を笑わせようとSNSに投稿した画像や言葉が大きな物議となる騒動は後を絶たない。

 今回、前述のような不用意な画像のアップロードから論争を巻き起こすこととなったのは、福井県高浜町議会の児玉千明議員。福井県猟友会高浜支部に所属している児玉議員は、獣肉解体の現場に立ち会う機会も少なくないようで、このような獣肉解体場面をSNS上に画像投稿していたのだが......。


問題となった写真はこちら


 皮を剥いだ状態で吊るされる獣肉の前で包丁を片手に白目をむくといった、少々おふざけ要素の感じられる画像であったため論争に。

 これを不快に思う東京都内の動物愛護団体は「議員の立場にありながら、SNSで命を軽視するような行為を是認することは、大人だけでなく子どもの倫理観の欠如を助長させることにつながる」と議員辞職を求める要望書を提出。

 さらに同様に不快感を抱く個人からも、児玉議員のSNSアカウントに辛辣なコメントが投げかけられるなど騒動は大きく広がっている。


「鳥獣処理の悪いイメージを払拭されてないのが笑える」
「議員がやるなよ」
「白目むく意味は?」
「なんだこれ、別にいいだろ。謝罪することなんてないわ」
「命の軽視いうなら食料の大量廃棄の方がずっと軽視だぞ」
「SNSにあげる必要ないだろ......友達に送るくらいにしとけよ」
「くだらねーなことで抗議してんなと思ったけど写真みて笑った」


 一連の炎上騒動を受け、児玉議員は物議となった画像の投稿に関し「残酷、きたないなどの鳥獣処理の悪いイメージを払拭するのが目的だった」「不快にさせ、さらに町などに迷惑をかけてしまったのは申し訳なく反省している」と謝罪と釈明を行う一方、寄せられる脅迫などには「法的手段を検討したい」と語っている。

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 児玉議員の過去に出していたSNS発言や画像を掘り下げるものも多く、今回議論になった画像の他にも、鹿革で作られた蝶ネクタイを付け白目をむく画像などが露呈する一幕も。今回の一件、猟友会に所属する議員の行いとして確かに軽率さは否めないが、議員辞職に追い込むという流れは少々行き過ぎた行為になりはしないだろうか。(文◎編集部)

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