1980年代を代表するアイドルの一人、中森明菜。彼女を世に知らしめたのは「少女A」という歌でした。笑顔をふりまく松田聖子に対して、クールな彼女と自分を重ねているかのような「少女A」は、見事にマッチし大ヒットになりました。
《「じれったい、じれったい。いくつになっても私だれでも」中森明菜「少女A」より》
日本ロックのカリスマ、尾崎豊。彼の初期のバラードに「ダンスホール」という曲があります。歌舞伎町のディスコで出会った少女の歌です。
《「あたいグレ始めたのはほんのささいな事なの」尾崎豊「ダンスホール」より》
と、不良少女との会話を歌詞にしています。
ヒット曲の背後には陰惨な事件があった
ところでこの二つの歌は実際の事件をモデルにしているという噂があります。それも陰惨な未解決事件。犯人はまだ見つかっていません。
被害者は少女Aさん(14歳)。少女Aさんは家出していました。同じく家出をしていた少女Bさん(14歳)と歌舞伎町のディスコで深夜遊びます。そしてゲームセンターでナンパしてきた男についていってしまうのです。
1982年6月。AさんとBさんは千葉県横手市(現・千葉市花見川区)の国道16号線の印旛沼下流に連れて行かれます。Bさんは車中で眠ってしまい、起きたら男に散歩に誘われます。すると後ろから突然殴られ上に、首を絞められ失神。目ざめたらAさんが倒れていました。犯行時刻は朝8時ころ。
Aさんは首を切られ失血死。さらに両足のアキレス腱を切られるという残忍なものでした。
編集部は現場を歩いてみました。橋から見る川の上流が印旛沼です。犯行時は6月ですから、朝6時は既に明るかったはずです。川沿いのサイクリングコースは土地勘がないと行けないでしょう。
歌舞伎町からこの場所に連れてくるという発想も、土地勘がないと出来ないのではないでしょうか。
川沿いのサイクリングコースは、取材当時は既に冬に入り始めていたため、人通りは少ないとは言え、犬の散歩をしている人とすれ違います。全く人通りがないとは言えない状況でした。川沿いで遺体が発見されたのでそこまで行ってみますが、草でどこまでが川辺か分かりません。
ここで短い生涯を終えた少女Aさんの気持ちを思うと、可哀想に思い川で手を合わせました。生き残った少女Bさんは健在なら49歳か50歳くらいです。どのような暮らしをしているのでしょうか。
そして、未解決となったこの事件の犯人は何をしているのでしょう。赤いスポーツカーを乗っている事から大学生以上の年齢と見られてていました。生きているのなら50歳半ばでしょう。普通に暮らしているでしょうか。
もしかしたら土地勘のあるこの辺りに......。
取材・文◎編集部

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