【これぞ鬼畜の所業!】3年間にわたって実の娘をレイプし続けた男の言い訳【魂の殺人!】

2017年12月21日 事件 児童 殺人 裁判

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弁護側の証人として出廷したのは被告人A(氏名非公開)の母親でした。もう70才は過ぎているように見える女性です。弁護人の質問に対しても検察官の質問に対しても、彼女の口から出てくるのは泣き声ばかりでほとんどまともに答えることは出来ていませんでした。それでも彼女は、半ば叫ぶように、何度も同じ言葉を絞り出すように口にしました。

「息子なんです...。絶対に見捨てません...。息子なんです」

彼女が慟哭しながら「見捨てない」と誓ったその男は彼女の息子であり、彼女の孫娘を約3年間に渡って常習的にレイプし続けた男でした。


父親との間の子どもを妊娠する度に中絶を繰り返した娘



Aが起訴されていた罪名は児童福祉法違反。
彼は自分の娘が中学校に入学してから彼女に対して性交を強要するようになりました。性交をするのは家族が寝静まった深夜で、場所は主にリビングルームか彼女の部屋。家族は誰一人として気付かなかったようです。

彼は犯行を始めてから1年ほどは性交時に避妊をしていましたが、だんだんコンドームを着けないようになっていきました。

結果として彼女は何度も妊娠しました。当時まだ中学生で、しかも父親との間の子どもを出産出来るはずもありません。彼女は妊娠する度に中絶を繰り返しました。その後も彼は性交の強要をやめませんでした。避妊もしませんでした。

母親に相談することは出来ませんでした。もしそれが原因で両親が離婚することになったら3人いる妹や弟はどうなってしまうのだろう、そう考えると母親だけでなく誰にも相談することは出来なかったのです。自分が我慢すればいい、我慢するしかない、彼女はそう考えてしまいました。

犯行は彼女が高校に入学するまで続きました。高校に入学後、性交を強要されなくなった彼女でしたが、ある日家の中で偶然コンドームを見つけました。先述の通り、Aは彼女に対して最初の1年ほどしかコンドームを使っていません。ではこのコンドームは一体誰に使うものなのだろう...。嫌な予感がしました。


『鬼畜の所業』『魂の殺人』という強い言葉で糾弾

その日の深夜のことです。彼女は、Aが中学校に入学したばかりの妹の部屋に入っていくのを目撃しました。
彼女は衝動的に家を飛び出しました。靴も履かず、裸足で泣きながら街を歩いていた彼女は警官に声をかけられ保護されました。そこで警官に事の次第を話し、初めてAの犯行が発覚しました。

彼女は裁判に出廷しました。プライバシー保護のために用意された衝立の向こうで、泣きながら、それでもしっかりした口調で証言をしていました。


「私は長い間、父親による性暴力で辛い思いをしてきました。安らげる時間はなかったし、生きてる実感もなかった。思い出すのも辛い。今も男の人が怖い。妊娠、中絶、その後も父の犯行は何年間も続いた。人としてありえない。もう二度と会いたくない。この世界からいなくなってほしい」


検察官はAの犯行を『鬼畜の所業』『魂の殺人』という強い言葉で糾弾しました。

それに対し彼と弁護人は、
「家族が寝ている屋内の犯行なら助けを求めることも出来たはず」
「妊娠が自分によるものならば誰かに相談するはず。他に男がいたに違いない」
「被害者の証言は信用できない」

と反論を繰り返しました。被害弁償などの提案もなされませんでした。

被害者の少女は、父親から日常的に性暴力の被害に遭い数年の間想像を絶する苦しみを強いられてきました。
被告人Aは、娘の訴えに対して一部を除き否認し続けて争いました。
その母は、証人として号泣しながら息子のために証言をしました。

法廷で聴いたAの母の言葉にならない叫びは今でも忘れられません。

「息子なんです...。絶対に見捨てません...。息子なんです」

息子の犯行を知った時、彼女は何を想ったのでしょうか? 怒り、哀しみ、そんな言葉では言い表せない地獄の苦しみの中で、それでも彼女は自分の息子を赦そうとしています。

親子とは、一体何なのでしょうか? この3人が、いつか親子という呪縛から解き放たれる日は来るのでしょうか?


取材・文◎鈴木孔明

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