コロナ禍で不平不満ばかりの世の片隅…平時から誰にも助けてもらえない“障害者” 50歳過ぎで生活保護の存在を知る|裁判傍聴

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「まだ酒が残ってて、捕まった直後は『やってない』と言ってしまいました。たまたまぶつかったふりをして触ろうと思ってさわりました」

夕方5時過ぎ、浅草の路上でいきなり見ず知らずの女性の陰部を服の上から触った鳥谷和幸(仮名、裁判当時62歳)の供述です。

被害女性はすぐさま犯人の肩を掴んで現行犯逮捕を試みましたが、犯行時「ベロベロに酔っぱらっていた」という彼はかなり抵抗したようです。しかしその甲斐もなく彼は女性のワンピースの腰ひもで縛られ、その後すぐ駆けつけた警察官に引き渡されました。

酔っぱらっていた上に、障害も抱えていた彼は成人女性に力で勝つことなどできなかったのです。

 

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