コロナ禍に便乗した雇用調整助成金詐欺 不正受給の代償

コロナ禍に便乗した雇用調整助成金詐欺に経営者交流組織Sクラブの幹部が関与していたことが当サイトの取材で判明しました。新型コロナウィルス対策の厚労省の雇用調整助成金の不正受給が発覚し、厚労省神奈川労働局職業安定部職業対策課に公表されたCafe&Bar Memori aの代表の切明畑尚也氏は、事実と異なる売上高を記載した虚偽の申請書類を作成し、雇用調整助成金 17,524,500円を不正に受給したことが判明。返金の納付計画策定中とのことです。
「現金商売の飲食店は、売上金の操作をしやすいんです。切明畑氏が世話人を務める経営者組織Sクラブには、飲食店の経営者から不正受給コンサルタントとして成り上がった人もいます。厚労省が不正受給に目を光らせるようになったので、不正受給コンサルタント等は雲隠れしています。悪知恵を授けて、コンサルタント料を経営者から吸い上げるのも、間にスケープゴートのようなブローカー役の経営者を介在させています。
まるで、詐欺グループのピラミッドです。末端の実行犯的な経営者だけが逮捕されたり、返金を命じられたりしています。今回の切明畑氏は、本当のオーナーではありません。本当のオーナーの炭谷良和氏が訳あって表に出れないので、切明畑氏に事業を任せている形です。炭谷氏は、都内の最大グループを仕切る田中一久氏から手法を学んだそうです。やり方が巧妙です」とSクラブ会員は話しています。