ゴーン氏10億円保釈で世間は「弁護士すげー」 そして検察には「無意味な勾留だった」と人権侵害を指摘

 巨額の不適切会計や報酬、使途不明金などを巡り、会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告(64)。勾留から100日以上が経過しているが、大きな進展もなく、証拠隠滅や逃亡の恐れがないとの判断もあったため、弁護側の訴えを認める形で近く保釈が実現する可能性が浮上した。

 東京地検特捜部はこの決定を不服とし、地裁に準抗告するとみられているが、それでもゴーン被告は近く保釈される可能性が高い。

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こんな事件もありました

今回の保釈騒動の直前となる今月4日には、ゴーン被告の弁護人より、勾留によりゴーン被告の人権が侵害されているとの文書をジュネーブの国連機関に提出したという発表もあったため、タイミング的な問題から「何らかの外圧が働いたのでは」という憶測も飛び交っている。

「外圧からの対応はえー」
「まだいたのか」
「大使館駆け込み来る?」
「拘留が長いって事は証拠が無いんだろ?」
「激怒ゴーンの復讐が始まる!」
「自供はもう無理だろうしな。無意味な勾留だった」

失望や怒りにも似たコメント、検察側の落ち度を指摘する声、人権侵害からの開放と喜ぶ声など様々な反応が寄せられている。

また、ゴーン被告の保釈保証金が10億円という高額なものになるとの報道に関しては

「ゴーンなら10億でも逃げるだろ。大使館駆け込むだけでいいしな」
「10億は日産から出してもらうのか?」
「10億捨てでも国外逃亡したいだろ」

といった意見、これに対する反対意見としては、

「国内どころか指定住居にとどまるのが保釈の基本的な条件だし逃げるとかガキンチョかよ」「逃亡とか言ってるバカは監視付きでいったいどうやって逃亡するケースを想定してんだ?w 沿岸までワープして密航船か?w 大使館からフランスまで飛べる未来技術のヘリでも飛ばすか?w」

といったコメントが展開されている。

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そして、今回の保釈を進展させた弁護士の手腕に関しては、

「無罪請負人すげぇな」
「弁護士によってこんな違うのか」
「カミソリ弁護士すごすぎやろ」
「ゴーンちゃんが大金積んで雇った弁護士がSSR級だったか」

と称賛の声が贈られている。

保釈を巡り新たな展開へと動き出したカルロス・ゴーン被告の会社法違反(特別背任)騒動。各国の思惑も渦巻くこの大騒動はどのような方向へと動き出すことになるのだろうか。(文◎編集部)