TABLO創刊の辞 編集長◎久田将義

2017年11月22日 BLACK・ザ・タブー ロフトブラスワン ロフトプロジェクト 久田将義 反権力

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「TABLO」というニュースサイトが創刊(リニューアル)致します。「タブロ」と読みます。

ミリオン出版から出ていた、「BLACK・ザ・タブー」という雑誌があります。現代のベートーヴェンと言われた作曲家(のちに虚偽と発覚)佐村河内守さんをどの週刊誌よりも、胡散臭いと喝破した雑誌です。さらに、芸能スキャンダルなどを連発し、攻撃的な雑誌でした。が、惜しくも休刊となりました。「芸能界からの圧力があったのでは」という陰謀論がとネット上をにぎわしました。

「LOFTプロジェクト」はライブハウス「ロフト」で有名です。近年、音楽のみならず「ロフトプラスワン」という日本で最初の「トークライブハウス」を設立しました。東京のみならず大阪にも進出し、「トークライブハウス」文化が成り立ちました。情報発信基地のトークライブハウスとして、社会性を帯びた「プラットフォーム」になっています。

その「BLACK・ザ・タブー」の「TABOO」と「LOFT」とのアナグラムで「TABLO」としました。「タブロイド紙」の意味もあります。マスメディアには目が届かない場所にこそ、真実があるのではないか。電車の棚に置かれたタブロイド紙にこそ、ジャーナリズムの原点があるのではないか。そんな思いでもあります。

日本のジャーナリズムの原点は江戸時代の瓦版にあると言われています。庶民が知りたい事を自由に書いてばらまきました。明治になって、新聞にとって代わられます。その明治初期の新聞ジャーナリズムは尖っていました。ではジャーナリズムとはそもそも何でしょう。

真実を伝える事、権力を監視する事。様々な定義があります。あくまで僕、個人の意見です。極論を言います。一言で言える事です。

それは弱者の立場に立つことです。そして「真実とは何か」です。

もちろん、様々な事象において、褒めるべきところは褒めるし、賛成しなけれはけならない事は賛成すべきです。が、メディアの原点は「何が真実なのか」「弱者の立場に寄り添う」ことだと認識しています。この立脚点からまず、事象を見るべきでしょう。それを一言で言うと「人に優しく」あるべくニュースサイトにしたいと思うのです。

色々偉そうな事を書いてしまいました。

現在、紙媒体は壊滅状態と言って良いです。新雑誌の創刊は現状、まず不可能になっています。僕は雑誌編集者を約25年やっていますが、一番状況が悪いでしょう。ネット媒体に場所を移す書き手が増えました。また、書き手が書く場所をなくした現在、ライター業そのものから退出していく人も続出しています。

悲しい事です。商業誌で文章を書く人を僕は尊敬します。いやブログやツイッターで無償で書く人の中にも、リスペクトすべき観察力を持った人は多々いらしゃいます。そういう方たちにも、是非「TABLO」で書いて頂きたいと思っております。

ネット媒体は現在、過渡期にあると感じています。コピペだけの記事、テレビ番組を見てそのままテープ起こしをしたような記事。これで良いはずはありません。

「TABLO」はオリジナルにこだわります。

現状の社会状況、メディア状況に一石を投じてみる事にします。

「TABLO」編集長 久田将義

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