彼女を取るか、それともジャニーズを取るのか。ジャニーズJr.は当然のように女性にはモテるため、常に恋愛問題が降りかかってくる。ジャニーズといえども多くがティーンエイジャーである。俺がいた当時のジャニーズは恋愛に対しては相当厳しかったが、現在はどうなのだろう。嵐や関ジャニも通ったジュニア時代の恋愛問題について、現役の中堅ジュニアの何人かに話を聞いてみた。
◇
――恋愛なんかしている暇はないでしょ?
「いえいえ......、時間は結構あるんです! レッスンも仕事もあまり入ってないんで」
――ああ、そうなの。最近は定期的なレッスンがないみたいだしね。でも、ジャニーズからは言われるだろ。ファンとか女性関係に気を付けなさいというような指示は。
「あっ、はい。一応はありますが、それほどうるさくは言われません」
――それはキミが相手にされてないからでは。仕事ないこと自体がそれを証明してるんじゃない?
「あっ、そっか。ヤバイっすねぇ......」
――いざ大事な場面になったら「彼女」と「ジャニーズ」のどっちを取るつもり?
「もちろんジャニーズですよ!」
――本当か(笑)。
「いや、やっぱり彼女っす。てゆーより、その質問キツイっす」
――何が?
「だってまだ今の彼女とやってませんから(苦笑)」
――お前、バカだろ(笑)。君たち、写真だけは気をつけなさいよ。
「はい! あ、でも僕、この前、動画で撮りましたよ」
――動画ってなに!? アレんときのか?
「アレじゃないです! チューです」
◇
今はケータイやスマホの普及で、誰でも気軽に記念画像を撮影する。流出しているものを見れば、どれも警戒心ゼロで軽いノリで撮影に応じているような雰囲気が伝わってくる。こればかりは社会全般がそのような風潮だけに歯止めは効かないだろう。厳しく言われても若い人間ほど下半身は言うことを聞かないのだから。
ちなみにオレのジャニーズ時代の友人で武口明という男はTBSゴールデンのドラマで主役を張ったのだが、そのときに「仕事か女か」という選択を迫られ、大切にしていた彼女とは別れてしまった。
武口くんは今でもその時の彼女を手放したことを後悔している。それを思うと、ジャニーズ(仕事)を取るか、女を取るかという選択に正しい答えはないのかもしれない。
どんなに女遊びをしようとも、田中聖のような恥ずかしい画像だけは撮られないようくれぐれも注意してほしい。
「帰ってきたカルチャースタァ☆平本淳也」
Profile●ジャニーズ出身の実業家、作家、投資家。10歳でジャニーズ事務所から芸能界入り、30歳過ぎまでアイ ドルを続け、現在もテレビや雑誌で活躍を続けるなか、月間100万アクセスを獲るカリスマブロガーとしても知られる。22歳のときに物書きデビューして以 来、34冊の書籍を発表。http://ameblo.jp/junya-hiramoto/
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Written by 平本淳也