大迷惑な吉澤ひとみ容疑者保釈騒動 路駐は当然? 原宿警察署前でメディアの傍若無人ぶり
いい画を撮りたい気持ちは分かるけど…
元モーニング娘。吉澤ひとみ容疑者が保釈になりました。原宿署前は、メディアで騒然。ある意味、メディアスクラムと言えるかも知れません。
「朝からずっとっスよ。ADに買物には行かせているけど」と、愚痴りながら待つ報道陣。
夕方には100人近い人だかりを複数の警官がロープを貼って明治通りの歩道を確保。警察署の側道にスタンバイしているバイク隊、各テレビ局の中継車両。裏口を覗き撮るためにフェンスを超える脚立の上でカメラを構えるテレビクルー。ファンらしき中年、通りすがりのビジネスマン観光客までもが、立ち止まっています。
「警察署の並びなのに、路駐を許すのはおかしいやろ! 皆溜まっとるし、なんなん?」
竹下通りから明治通りに出てきた観光客らしき若い女性達。
側道からの裏口撮影スポットの争奪戦に敗れたテレビクルーは、明治通り沿いの歩道の植え込みに屋根より高い脚立を立てて、裏口から明治通りに抜ける通路を俯瞰しようとするものの、脚立が傾き、警官に注意される始末。
明治通りの向かい側や近くの歩道橋には、その瞬間を撮影するためのクルーが点在するものの、警官に注意されては、やめ、隙をみて、また、カメラ位置を確保しようとして注意されるモグラ叩き状態。
弁護士バッチをつけた男女が通るたびに、正面玄関をチェックするクルー。
「報道のクルマが縦列駐車していたり、バイクが停まっていたりしていて、迷惑よ。何があったの? いったい!」
地元の老女が警官に食ってかかります。
「明治通りは路上駐車禁止です。運転手さん直ちにクルマを出して下さい」
パトカーの巡回が始まりました。
おい! 路駐すんなよ!
黒いワンボックスが16時頃に入り、二人組の弁護士がロービーに入り歩道の通行スペースを確保するための警官の数も増えていきます。
「なあ。すげー、見て。ヘリコプターが二機 飛んでるよ」
原宿にデートで来たカップルたち。
裏口を映す脚立カメラ撮影の映像をタブレットに写しながら、各局のレポーターがスタンバイ。モニターのタブレットを見ながら、構えていました。
吉澤ひとみ容疑者が原宿署から出てくる前。そして後。メディアは近隣の道路事情など関係ないとばかりでした。(文◎安倍しんのすけ)