「でこ」は長野県下條村の応援大使としても活動し、山梨県の富士山麓とも縁を持つアーティスト。歌や司会、作詞・作曲のほか、ラジオやハンドメイドなど活動は多岐にわたる。今回はステージ出演に加え、「でこのお店」として出店も予定。歌と手仕事の両方で参加する。ダンスで会場に躍動感を加える「CLOUD NINE DANCE CREATION」は、川崎市の宮前平と東京・町田に校舎を構えるダンススクール。現役プロダンサーによる指導を行い、子どもから大人まで幅広い世代が学ぶ。今回は宮前平校と町田校が出演する。Starlightも出演者に名を連ねる。そして、音楽ファンが注目したいのが、出演とMCを務める奥村慎也と、ステージディレクターを担当する池田成人のつながりだ。
池田も、元「恋愛信号」「ジェッター3」のメンバー。現在はMusic & Language School OngO代表として、音楽指導に加え、作詞、作曲、編曲、サウンド制作に携わる。今回はステージ構成や音楽面の調整、当日の進行を担当するだけでなく、フェスの原点となった蓮音の代表曲「森は生きている」のアレンジとプロデュースも手がけた人物。楽曲制作から当日のステージまでを支える存在だ。かつて同じバンドで活動した奥村と池田が、出演とMC、そして舞台を支える立場で参加する。長年の音楽の縁も、今回のフェスにつながっている。
実行委員会は蓮音まゆ、池田成人、奥山ヒロアキの3人を中心に、計6人で構成する。それぞれの得意分野を持ち寄り、イベントをつくり上げる。グラフィックデザイナーの奥山はスイーツデコアート協会主宰で、麻生多摩美の森の会と和光湧き水の会の会員。2009年から手づくり作家を中心としたイベントを開催し、百貨店での販売会やワークショップも手がけてきた。音楽、デザイン、イベント運営、自然保全に関わる経験が、今回のフェスを支える。
主催は森は生きているプロジェクト実行委員会。協賛はスイーツデコアート協会、株式会社Zillionaire、Music & Language School OngO。協力は麻生多摩美の森の会、森展(川崎市麻生区)。買い物や散歩の途中でも立ち寄れる町田駅前。そこで歌に耳を傾け、手づくりの作品に触れ、森のことを少し考える。ひとつの歌から生まれたフェスが、人と自然、人と人をつなぐ秋の一日を届ける。(文・写真提供@霜月潤一郎)