教科書に載った「テレビゲームで遊ぶ子供たち(1991年)」の写真が完全に捏造だった!
歴史問題などの認識を巡る意見の相違から、子どもたちの教材となる教科書の記載内容が問題視されるという事案は少なくない。現在、そんな教科書記載内容を巡る一風変わった騒動が巻き起こっている。
騒動の発端となったのは、以下のような言葉とともにTwitter上に投稿された内容。
【いや~ん
娘の教科書に
こんな感じで書かれて
セピア色で載せられるの?
なんかショックだわ~
酒のんで呟いてたけど
風呂あがりにみたら
とんでもない捏造写真だったw】
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このツイートに添えられていたのは小学生向け教科書に記されていたとみられるセピア写真なのだが、任天堂のファミコンことファミリーコンピュータのコントローラーを上下逆に持つ様子があり、さらにファミコン本体には電源コンセントやテレビとの接続ケーブルが全く取り付けられていないというものだった。
さらに記載内容としても『テレビゲームで遊ぶ子どもたち(1991年)』とあるが、ファミコンは1983年7月に発売され爆発的なヒットとなったが、1990年11月には既に後継機となるスーパーファミコンが発売されており、1991年にはスーパーファミコン用ソフト「ファイナルファンタジーIV」の発売が牽引する形で、ゲームハード覇権はすっかりスーパーファミコン時代へと移り変わっていた。
この捏造とも取れる記載内容に関しては様々な声が寄せられることに。
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「教科書の内容的に3年生の社会かな」
「捏造レベルにツッコミどころしかねえwwwww」
「エアプもいいとこじゃねえかwww」
「ツインビー極めすぎて逆さ持ちでチャレンジしてんだろ」
「ワイヤレス電源ワロタ」
「セピアの画像処理が嘘臭さを加速させてるな 普通にカラー写真あったわ!」
「現代人でも間違わないだろ」
さらに一部の小学生向け公民教科書には「プレイステーションに対抗して、セガサターン、ドリームキャストを発売したが、人気ソフトの本数で差をつけられる。」との記載があったことも露呈し、こちらにも「サターンのほうが先なんだよなあ」「これ半分セガへの風評被害だろ」といったコメントが寄せられることに。
いずれも少し調べればわかりそうなことなのだが、誰からの指摘もなかった点については「印刷までの何重ものチェックをすり抜けたことに恐怖を感じる」とのコメントも。
今回の一件は笑い話で済むことだったのかも知れないが、子どもたちに大きな影響を与える教科書だけにしっかりと作り込んで欲しいものである。(文◎編集部)