最上もがの年齢公開でまたしても物議! 長年噂されるでんぱ組の「不仲」とは?
最上もが2nd写真集『MOGAMI』
元「でんぱ組.inc」の最上もがは25日、自身のTwitterに「29歳になりました! ありがとうございます。二十代最後!」と投稿し、これまで非公開だった年齢を公開しました。
この行動が思わぬ物議をかもしています。でんぱ組の現役メンバーの一部が30歳くらいということが事実上公表されてしまったからです。
同日、現でんぱ組メンバーの夢眠ねむは「でんぱ組.incがなんで年齢非公開かって、結成当時の秋葉原ではハンドルネームで交差する際に本名や職業や性別までわざわざ聞くなんて無粋だったわけで」と、年齢を明かしていない理由を告白。元メンバーの誕生日を祝福するわけでもなく、年齢を公開したことに対してチクリと釘を刺したツイートに、「いちいち口出しして虐めるのやめてください」「辞めた人間をいつまでもグチグチ言ってるのダサいです」など批判が殺到しました。
何故こんな他愛もないツイートが炎上しているかといいますと、でんぱ組は常々不仲が噂されていたからです。「でんぱ組」の第二検索ワードで、「水着」「人気」などを抑え、9位に「不仲」が出てくるほどです。
2016年9月に開催されたでんぱ組のライブ「はやぶさかがやきツアー2016 番外編」の終了後、最上もがはInstagramに「きょうぼくが喋らなかったのは3回くらいしゃべり出そうとして色んな人に潰されたから黙るのが一番だなとおもったからです」と投稿し、ライブで発言が無かった理由が他のメンバーに起因すると暴露。「さて、来年のアリーナツアーでお会いしましょう。それまでもつかわかりませんけれど」とグループからの脱退を示唆しました。
同月、最上もがは「ピンキーさんがメンバーに一切相談もなくベリーショートにしていたので、かなりグループでのバランスが崩れました」とInstagramにコメント。トレードマークであるショートヘアーを被せてきたピンキーこと藤咲彩音への不満を炸裂させました。
さらに極めつけは2017年5月の、サンリオピューロランドで開催されたイベント「夢みる☆ライブ」「Dear☆Dream Parade」でのこと。でんぱ組が出演しましたが、最上もがは体調不良で欠席。イベント後、夢眠ねむは「この仲間全員で、このパレードができて良かった」と最上もがへの当てつけとも取れるツイートを投稿。さらに夢眠ねむはInstagramで「5人と1匹でたくさん練習して」と、元々1人欠けていたことを暗に明かし、最上もがの孤立が噂されました。
幾度となく上がる不仲説に、最上もがは2017年7月、Twitterに「ファンの方やアンチやその他のよくわからん人に不仲とか言われるけど、寄せ集めグループではじめから仲良い人達っているのですか?」と疑問を呈し、「ほぼ5年、ほとんど一緒の時間を過ごして、苦悩を共にしていざこざがあっても、少なくともぼくはあなたたちよりメンバーのことよーく知ってるし大好きですよ。今も昔も」とメンバーへの愛を語りました。確かに上記のエピソードも、仲のいい間柄でも普通に起きることであり、いちいち不仲と掻き立てるのは短絡的であるともとれます。
しかしその1ヶ月後、最上もがはグループ脱退を発表。「心と身体のバランス」を理由とし、「また6人でステージに立ちたいという気持ち、メンバーのことを好きな気持ち、何1つ変わってはいない」とブログでその想いを綴りました。しかしその一方、グループ脱退発表からすぐにTwitterからメンバーをリムーブしたのも気になるところ。
でんぱ組時代から噂されていたメンバー不仲説。そもそもオタクや引きこもりなどネガティブな稀有な個性が集まったグループだったので、そう一筋縄で行かないのは当然でしょう。メンバー内のギクシャクを上手く隠すことができるほど器用では無かったと思われます。
むしろ、最近のグループアイドルにある異様に仲良しエピソードの方こそ嘘くさく感じるもの。大前提として、よくあるグループ内の不仲がここまでフィーチャーされるのは、言わずもがなでんぱ組がブレイクした証拠とも言えるでしょう。最上もがとでんぱ組はもちろん、今後のメンバーの関係性も気になるところです。(取材・文◎杏)