統一地方選公示で逆セクハラを我慢する男性地方議員が告発 妻さえ見て見ぬふりをする状況

「おい、ババア!」と言えたなら……

統一地方選挙が公示される中、女性議員のセクハラの被害が報じられて、波紋を呼んでいます。応援の立場を悪用したセクハラの被害は、女性議員のみならず、男性議員にもあります。筆者の知人の男性議員もセクハラ被害に耐えている一人です。

「『あなたのキスを数えましょう!』と小柳ゆきのヒット曲をカラオケで歌いながら、キスを強要する党の婦人部の幹部がいます。票をとりまとめて頂くのはありがたいんですが、パワハラ、セクハラは、伝統的な通過儀式らしく、先輩や他の議員に相談しても、モテるのも議員の仕事だからと無茶苦茶なことを言われて、助けてくれないんですよ」(若手地方議員)

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集票力のあるオバ様には、ホストのように尽くすのも、暗黙の了解とされているので、夜の集会に顔を出すのが悩みの種だそうです。セクハラオヤジ顔負けのセクハラトークが炸裂する集票マシーンおば様は少なくないようです。

「『慰安旅行はバリ島行きたい!』とインドネシアのバリ島への慰安旅行をリクエストしながら、男性議員の股間を弄ってくる後援者の五十代女性がいます。会食は気が重いですよ。妻まで見て見ぬ振りしますから、悲しいです」

男性からのセクハラは、制裁される世の中になって来ましたが、女性からのセクハラに対する規制は緩いかもしれません。セクハラを撲滅し、真の男女平等の世の中を作っていくためにも、後援者だからと泣き寝入りする男性議員は、毅然と戦うべきかもしれません。(文◎神田川涼香)