個人間のカーシェアリングが流行の兆し　しかし”こんなこと”が起きてしまったら後悔しても既に遅し

　昨今では若者の車離れという言葉が語られながらも、免許の取得率は未だ高いままと、車の所有に関する意識が変わりつつあるようだ。そんな伸び悩む新車販売を尻目に成長を続けている市場が、リユース＆シェアだ。

　中でもカーシェアには続々と大手企業が参入しており、小さなサービスとしては、個人の所有するマイカーを時間貸しでシェアするというマッチングサービスにも人気が集まっているようだ。

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もちろんこのようなサービスではマナー違反やトラブルも頻発となるわけだが、現在大きな話題となっている騒動をお伝えしたい。

個人の所有するマイカーを時間貸しというマッチングサービスにて貸出側として、

「丁寧な運転お願いします。サーキット走行不可。オートマ限定免許の方不可。ムチャするのならばご自分の車でお願いします！」

との条件で登録を行っていた人物が以下のような嘆きを投稿したのだ。

【日光いろは坂で単独事故を起こされ全損、廃車です。車無くなってしまいました…
相手のドライバーさんは一度も謝罪に来なかったですし電話も無し！ その上保険金の話をまとめるのにゴネられて3ヶ月かかりました。誠実な対応だったとはとても言えませんでした。詳細知りたい方はまずはご連絡ください。写真しかもう無いけど。カーシェアという考えには賛同していたのですがね〜】

そして、このコメントには横転し大破する車の画像が添えられていた。

https://anyca.net/car/17331（anyca公式サイトより）

もちろんこの嘆きには様々な声が寄せられることに。

「大事なもんを赤の他人に貸すほうがおかしい」
「考えが甘すぎる。WRX stiだったら、そら攻めてみたくなるだろ。事故のリスクも織り込んでおかないと」
「自分の車を全く知らない他人に貸す神経が理解できない」
「試乗車より乱暴に扱われる事なんか容易に想像出来るのに」
「保険あるとは言え相手ゴネて時間掛かった書いてるし心労が凄そう」
「借りる側の民度やばっ」
「車も買えない底辺が借りるんだからそら民度も低いわな」
「カーシェアってよく知らないけど、燃料はともかくタイヤの減りとかどうするの？ そこまでは関知なしなら峠とか攻められたら損じゃね？」

また、保険適用条件にも注目が集まっており、「知らない人が運転して保険下りるんか？」「保険で全額出ると思ってる子供部屋おじさん多くてワロタ」「カーシェア用の一日保険で300万円まで修理費でるとか書いてあるな。契約者が10万円は自己負担するらしい」「危険運転のときも払ってもらえるかどうかわからん。自前でかけてる保険もこんなん対応してもらえるかわからん」「一応１日自動車保険ってのに加入するみたいだが 支払限度額300万円だし実質時価か修理費が上限になるから 全損なるとアホらしいで」との心配も寄せられることに。

大きなマナー問題として露見することになってしまった個人間カーシェア騒動。広がる「ちょい貸し」の流れに投じられた一石はどのような波紋を広げるのだろうか。（文◎編集部）