『イッテQ』やらせ疑惑にとうとうラオス政府が 「ラオスの祭りでも文化でもない」と怒りのコメント

itteQ2.jpgラオス政府からの抗議が来たらどうなるのか

5月に放送された日本テレビ系人気バラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」(日曜後8時)で、実際には現地で行われていない祭を恒例行事のように見せかけ「橋祭りinラオス」として放送。このことが週刊文春により指摘され大きなヤラセ騒動へと発展することになってしまった。

この騒動には芸能界からも言及するタレントは多く、8日にはMXTV「バラいろダンディ」に生出演した梅沢富美男氏は「人気番組だから週刊誌も書くのだろうけど、ガチでやっているバラエティ番組なんて日本にない。この番組もヤラセみたいなもんだから」と語り、同じく8日深夜に放送された「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」に生出演した岡村隆史氏は「制作の人がどうやったらこれ笑ってくれるのかなぁ思って一生懸命考えて、こんなんした方がええ、あんなんした方がええ言うて考えて考えて。これやったら喜んでくれるんちゃうか思ってやったら、『ヤラセや』言われて。なんか悲しいっちゃ悲しいですよ」「あんまりこういうの、ほじくらん方が夢あってええんちゃうかなぁと思うけどなぁ」と持論を展開するなど波紋を呼んでいる。

ここまでであれば芸能界の騒動とも考えられたかもしれないが、少々事態は大きく展開しそうだ。
なんと、ラオス政府関係者が「ラオスの祭でも文化でもない」「嘘の祭を取り上げる企画だと事前に知っていたら、撮影許可は出さなかった」と不快感をあらわにし、政府としての対応を協議するという国際問題に発展してしまったのだ。

この背景にはラオスの祭として制作会社が現地にわざわざ簡素なセットを作り、ポンコツ感を打ち出し笑いを誘うという演出があったため不快感が増長されたものと考えられている。

「捏造だけならまだしもバカにするのはあかんでしょ」
「宮川絶対に知ってたやろ」
「ヤラセでも楽しければいいじゃん」
「世界で一番盛りあがる祭は、日本の炎上祭りでワロタwww」
「バラエティ番組ならどんなウソついてもOKとか言うテレビ局の勝手な俺ルール何なの?」
「昨日の釈明コメントでは何としてでも番組だけは続行するという強い意志を感じた」
「文春やったな、不倫よりこういうの記事にしろ」
「雲行きが怪しくなってきたがどうすんのかね。番組自体アウトにならんのかしら」

どうやら人気番組ながらも司会の内村光良が降板するのではないという噂や、打ち切りが視野に入れられてくるほどの攻め立てとなっている様子。日テレ側はなんとしてでも人気番組の存続に走りたいところだろうが、国際問題への発展というピンチは容易く払拭出来るものではない。(文◎編集部)

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