せっかくの副業なのに“出勤”している人が大多数!? 10万円以下の収入にもかかわらず「働き過ぎ」だというデータが…

 

<グラフ4>株式会社パーソル総合研究所「副業の実態・意識調査」より。ここでのグラフはデータをもとに筆者が作成したものです

左側が1週間あたりの「副業時間」を、右側が1週間あたりの「総労働時間」のグラフなんですが、副業従事者のみなさんは結構なハードワークをしていることがわかります。

まず、1週間あたりの副業時間は「5~10時間未満」が29.6%で最も多く、平均すると「10.32時間」でした。正業も含めた1週間あたりの総労働時間は「50~60時間未満」が33.1%と最多で、平均した時間は「54.81時間」です。というか、1週間で「20時間以上」も副業に時間を割いている層が13.8%、総労働時間「70時間以上」が11.1%とかなりいるじゃないですか。

本業のサービス残業よりもはるかにモチベーションが上がる副業ですが、のめりこみ過ぎると体調を崩してしまうというリスクも懸念されます。せっかく本業というベースがあるのですから、“稼げる”ということだけにとらわれない副業選びをしてみるのもよいかもしれません。(文◎百園雷太)

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