「秒速で1億稼ぐ男」与沢翼が傷害容疑で書類送検…ネオヒルズ族の正体とは?

 ネオヒルズ族としてもてはやされ、「秒速で1億稼ぐ」と豪語していたIT関連企業「フリーエージェントスタイルホールディングス」の与沢翼会長(31)が傷害の容疑で書類送検されていたことがわかった。一部のメディアが報じている。

 調べによると今年9月、西麻布の路上で専属運転手男性(43)の右頬を2回殴り、全治2週間のけがを負わせた疑いで、本人は「平手打ちはしていない」と容疑を否認している。

 与沢翼会長といえば、毎晩のシャンパンパーティー、さらには高級外車を乗り回し、高層タワーマンションに居を構える「ネオヒルズ族」の筆頭。年収12億円を公言し、8月にはバラエティ番組『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)への出演も果たすなど、マスコミにとっては「第二のホリエモン」ともいえる存在だった。

「IT関連企業といっても、やっていることはメールアドレスを集めて情報商材を売りつけるグレーな商法が多いとも。ビジネスとしては与沢会長本人の知名度に頼る面が多く、そのため、テレビや雑誌の取材は基本的になんでも受けるので重宝されていました。しかし、今回の事件でマスコミが離れていくのは必至。経理状況がひどいようで国税が狙っているという話は以前からあるし、当時のホリエモンと同じように今後は一斉にマスコミが叩く側にまわることもあるでしょう」

 そう語るのは週刊誌デスク。我が春を謳歌するネオヒルズ族だったが、どんだ窮地に陥った模様だ。

【関連記事】
中国で拘束の稲沢市議はハメられた?「日本人の老人は運び屋に最適」密輸マフィアが証言

Written by 北里雅俊

Photo by t-miki

与沢翼物語-平成の肉食主義-

秒速パンチか?