グルメドラマの王様『孤独のグルメ』(テレビ東京系)で紹介された店はゴキブリ出現で有名だった……!

それはゴキブリ出現率が異様に高い事。

昭和の頃から創業し、何十年も営業してきた、地元民にとっては、ある程度知られた有名店です。

「松重豊さんがあの店で美味そうに食べているのを見て、収録中にゴッキーが出てこないかハラハラしました(苦笑)」と常連客は言います。

「でも、それコミで僕らはあの店に行くんですよね」(前出・常連客)

確かに、その店に限らずお気に入りの店でゴキブリが出てきても許容する「大人の客」は増えているように思います。特に歌舞伎町・ゴールデン街などは結構な数の店でゴキブリが出ますし、下手をすると屋根の上をネズミが音を立てて走り回っていたりします。ネズミはさすがにキツイですが、ゴキブリは「しょうがない」と許容し、呑むのがあの街での客の在り方なのかも知れません。

話を戻すと、「私はもう、あの店はゴキブリが出た時点で行きません」という女性もいます。その店は年期が入っている鍋が逆に「味が出ている」との評価もあり、松重豊演じる井之頭五郎も「うん、この雰囲気がいい」とニコニコしていました。そしてその店も「孤独のグルメ」に取り上げられたおかげでか、一時は行列が出来ていました。

ドラマだけ見て店を訪れた人がゴキブリに引かなければ良いのですが……。(文◎編集部)

参考記事:60年以上に渡って築き上げられたコレぞ独り飯の美学・歌舞伎町「つるかめ食堂」|ビバ★ヒルメシッ! 文◎加藤梅造 | TABLO