大戸屋だけじゃない 大手出版流通にもドス黒いパワハラが蔓延か 「友人と飲んでも金にならない」と支配下会社にタカる奴ら

友達付き合いは「金にならない」

業界シェア1位は、驕りとプレッシャーを社員に与えるようです。

「社内でノルマに追いやられると、社外に牙をむいて憂さ晴らしをしないといけないのです」と元A社OBは語ります。

ブラック企業認定され、死者が出たにもかかわらず、改善せずに労基署を呆れさせている電通、 フランチャイズオーナーを搾取酷使しただけでく、残業代未払いを継続していた惨状が日経新聞の一面を飾ったセブンイレブン。

今までは、影響力が絶対なので、マスコミのタブーとされていたブラック企業にもメスが入る流れになっているので、次は、流通の大手かもしれません。

「毎日残業で出会いもないから社内婚したら、嫁がDVモンスター化して、家庭内で僕はサンドバッグ状態。社内で上司に売上を詰められて恫喝されているのに、家庭内でも恐怖に怯えるのは心休まらず、鬱病になりました。離婚して、転職しました」(元A社社員)

A社に入って高飛車に変わる人も少なくないようです。

「大手出版社の編集長クラスが取り扱い部数を増やそうと接待してくれるので、増長して、タカリ屋に変貌する社員も少なくありません。貧乏な同級生と話しても金にならないから、学生時代の友人と絶縁して、金になる人としか飲みに行かなくなります」(元A社社員)

会社を儲けさせるには、パワハラが必須なのでしょうか。優良企業でパワハラがない会社も多く存在します。(文◎土竜妹子)

 

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