伊藤詩織さんだけではないマスコミ業界にはびこるセクハラと枕営業

              実名告白で彼女の覚悟のほどがわかる。

 

 ハリウッド大物プロデューサーがセクハラで告発されたが、日本では伊藤詩織さんが実名で元TBS記者山口敬之氏から準強姦容疑で被害届を出したものの、嫌疑不十分で送検されず、という事件があった。しかし、これで終わったわけではない。伊藤詩織さんは「BLACK BOX」を上梓。セクハラの被害を訴えた。

 そのセクハラは、報道する側のマスコミにも、伊藤詩織さんの例もさる事ながら、ひそかに横行している。
 

 以前の話になるが某女性誌でも女性ライターに対する、セクハラに関する噂があった。メディアにたまに出ている編集長クラスの人間もセクハラという話があった。
 この世界、こういう噂は結構広がるものだ。もちろん、火のない所に煙は出ない、ということわざは当てはまらず、火がない所に煙が立つのが最近の世界。特にネットが発達した、ここ20年来はその傾向があるのでネットの掲示板は鵜呑みにはできないのだが、メジャー誌だけではない。マイナー誌も入れれば、さらに多くなる。特にエロ本系などはモデルに対して、それこそ今回話題になったハリウッドプロデューサーのように、露骨に肉体関係を迫る編集者。仕方なく、手で処理したという告白をした女性もいた。

 

 テレビでは現セクシー女優の小向美奈子が現役グラドル時代に「偉い人はしゃくれば仕事くれるから」という発言を地元の人間にしている。
 テレビ、紙媒体。そしてもしかしたら一般企業でもセクハラは横行しいているのかも知れない。そしてそれはいけない事であり、今回の伊藤詩織さんの告発を重く受け止めなければいけないだろう。(藤本ただし)