人がいない…! 新型肺炎でビーチリゾートから中国人が激減! 閑散とした姿に衝撃(動画付き)

また、現地で主に中国人観光客向けにボートを提供していた業者の1人は、パタヤ現地メディアの取材に次のように語っています。

「中国政府がグループでの海外旅行を禁止してから、ほぼすべての中国人観光客の予約がキャンセルになって、お客がほとんどいないんだ。他の国の観光客はいるけど、ボートとかにはなかなか乗らないから。中国人観光客が急にいなくなって、働いている人の多くが収入や仕事を失ってしまっている。今は、ボートのメンテナンスとかで多少は仕事があるけど、この状況がもし3か月も続いたら、商売そのものが壊滅的になってしまいそうだ」

本当に、人がいない…!

パタヤで、同じく中国人旅行者に大人気の「ラン島」という、より綺麗なビーチがある島に行くためのフェリー乗り場があるバリハイ埠頭。

いつもなら中国人観光客で朝から込み合っており、夕暮れ時にはピークを迎え、観光バスや旅行者であふれかえっている場所です。

ところが、パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsが伝える2020年2月2日の日暮れ時のバリハイ埠頭の様子が、以下の写真です。

 

バリハイ埠頭の乗り場。いつもなら、中国人観光客でごった返している場所(写真:The Pattaya News撮影、PJA NEWS提供)
バリハイ埠頭入り口。いつもなら中国人観光客のバスや観光客で込み合っている場所(写真:The Pattaya News撮影、PJA NEWS提供)
バリハイ埠頭の桟橋(写真:The Pattaya News撮影、PJA NEWS提供)

 

これらのあまりにも閑散とした姿に、観光収入への依存が大きいパタヤ現地では大きな反響が広がっています。

パタヤでは、中国人観光客向けのホテルなどは「稼働率がわずか10%ほどしかなくなった」という声も聞かれており、中国人観光客向けのビジネスは危機的な状況となっています。

 

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