「モバイルPASMO」がスタート 今さら聞けない、モバイルSuicaと何が違うの!? 定期券は買えるの? ポイントは付くの?
<乗車するごとに貯まる>
「モバイルSuica」はJR東日本の在来線に乗車すると一定の「JREポイント」が貯まります。一方、「モバイルPASMO」は「メトロポイントクラブ(通称メトポ)」が対応していて、東京メトロ線への乗車で一定の「メトポ」が付与されます。
ただし、従来の「PASMO」で利用できた東京都交通局のポイントサービス「ToKoPo」が現時点では「モバイルPASMO」未対応など、会社によって異なるので確認してみましょう。ちなみにPASMOはいろんな会社が集まって運営されているため、ポイント制度も各社独自に提供していてSuicaよりはるかに複雑なのがネックです。
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<電子マネーの買い物で貯まる>
所定のショップでチャージした電子マネーの支払いをすることでポイントが還元されるシステム。PASMOはどれだけ買い物してもポイントは貯まりませんでしたが、2019年からスタートした「キャッシュレス・消費者還元事業」の対象となったことで同事業の還元ポイントは貯まるようになりました。Suicaも従来の〝買い物ポイント〟に加えて、「キャッシュレス・消費者還元事業」の還元も受けられます。
「モバイルSuica」と「モバイルPASMO」を比べてみると、細かなところで違っていることが分かったのではないでしょうか。この差を把握しながら、どちらかを選んだり、併用してみたり、自分にベストな使い方を見つけてみてください。(文◎百園雷太)
<注釈>記事の情報は2020年3月21日時点における筆者調べです。急な変更や廃止などの可能性もあるため、利用時は事前に公式サイトなどをご確認ください。