トランプ大統領「コロナは真珠湾攻撃よりひどい」と発言! 安倍首相は言いたい放題にダンマリを決め込むのか?

トランプ大統領は、コロナの脅威を表現する比較対象として、1941年12月8日に起こった太平洋戦争の幕開けとなる旧日本軍の急襲・真珠湾攻撃と、2011年9月11日のイスラム過激派アルカイーダによるアメリカ同時多発テロ事件を挙げました。

これは、米国民の認識の上に立ったと思われる発言なのでしょう。

しかし、世界中が注目するアメリカの大統領の公式会見での発言を、国内向けのみで成立させるのは無理があります。

米国民以外の…とくに名指しされた日本にとっては、この認識に「そうですね」と納得する日本国民は少ないでしょう。

この発言に対して、日本国内の政治家や著名人から、SNS等を通して様々な反応がありました。

「これはトランプ氏だけでなく多くの米国民の感覚」(佐藤正久参議院議員・自民党・元自衛官)

「ほら『敵』と『味方』がまた始まった」(モーリー・ロバートソン・『スッキリ』出演者・ジャーナリスト)

「トランプさんさぁ、いつまでもそういう比喩はやめようや。こっちも『原爆投下以来の衝撃』とか『東京大空襲並みの損害』とか言うぞ?」(はすみとしこ・漫画家)

「トランプさんがこのような時にこのような例えを持ち出すのは、不適切だと思うけれども、そのような比喩で米国内で一定の人の心にも響いてしまうという現実も見つめなければならないのだと思う」(茂木健一郎・脳科学者)」

「テロ行為と同列で語るほど、このような歴史認識の米国人も多いってこと」(フィフィ・タレント)

また、著名人以外からは、別の角度からの意見がありました。

 

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「トランプのこういう発言には必ず意図がある。アメリカ側から見ると安倍政権がWHOに全面協力する姿勢を崩さず、中国が怖くて何も言えないという無能っぷりに対して苛立ってる」

「ここで真珠湾攻撃と言ったのは、日本政府に対して『これ以上優柔不断な態度をとるならアメリカの敵とみなすぞ』という警告」

「戦争には、内向きにも外向きにも攻撃するしかないと説明できる大義が必要。トランプはコロナを大義に何か仕掛けるつもり?」

SNS上では有名無名問わず、様々な意見が飛び交っています。

しかし、肝心かなめの安倍首相や日本政府からのリアクションはいまだにありません。