一般人の僕が職質で暴力団に間違えられました 何を言っても信じてもらえない警官にどう対処する!?|久田将義

結局、何も怪しげなモノは出てこなかった訳ですが(当たり前です)、

「お巡りさん……というか警部補とかですよね。警部補もベテランでしょ。間違えないでください。僕のどこがそう見えます? 歌舞伎町が長いのにヤクザの取り締まりをしている人に間違えられるのはちょっと納得いかないですよ」

と念を押しておきました。

いかつい警官「私も長いけど……(また僕をじろじろ見ながら)全体的にそういう雰囲気に見えるんですよ」

と苦笑しながらパトカーに乗っていきました。笑顔でした。

たまたま、共通の話題があったから運が良かったようなものの、任意の職質がそのまま近くの交番まで連れて行かれかねない勢いでした。

テレビの「警察24時」的な番組で職質から薬物所持で逮捕の場面とかを見ると思います。あれなどかなりレアケースでは…? 警官のカンて案外当てにならないな、と思いました。(文◎久田将義 連載『偉そうにしないでください』)

 

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