博多で17歳少年逮捕 緊急事態宣言明け、全国の歓楽街に広がる事件とは? ダークな仕事の男達が手ぐすね引いて待っている!

現場となった川端町は九州一の歓楽街・中州から川一本を挟んだ隣町。「中洲の女」も多く住むだけに、効率的と思ったのだろうが、まんまと網に引っかかった形となってしまった。

普通、17歳でスカウトマンというのは、逮捕された場合、(雇った側も)青少年保護育成条例などでつつかれることを考えれば二の足を踏むものだが、ここら辺の大らかさ(?)に九州らしさを感じなくもない。

警察の調べに対し少年は、「(コロナで)金に困っている女の人がいると思って」声をかけたと供述しているという。例の岡村発言を真に受けたのかどうかは知らないが、大きな意味ではこれもコロナ騒動と言えよう。このスカウト活動、実は5月14日の緊急事態宣言明けから顕著になった。それまではスカウトも自粛していたワケで、要するに金に困っていたのは道行く女性ではなくて、スカウトする側という話である。

このように、5月26日をもって緊急事態宣言が全国で解除されたことをうけ、経済活動も徐々にではあるが動いてくる。しかし、この少年のように“ダーク”な職業の場合は蓄えも少なく、繋がれていた枷を外されれば一気に損失分を取り戻そうとするだろう。そういった意味で、この博多でのスカウト騒動は歓楽街で起きる出来事の先駆けに過ぎない。客側としては、スカウトはもちろん、ボッタクリ店なども手ぐすね引いて待っていると考えたほうがいい。

 

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