東京都民よ、岩手県民のリテラシーを見習え 新型コロナ感染者ゼロの理由「岩手県第一号になっていはいけない」

「感染者がいなくても、外出を控えています。外出する時はマスクをしています。岩手県民は、真面目な県民性ゆえ、コロナ感染者ゼロを死守することにナーバスになっています」と岩手県出身者は語ります。

達増拓也知事が記者会見で「感染者は出てもいい。第1号になっても県は責めない」と呼び掛けたことからも県民の緊張感がわかります。

岩手県の一関、奥州、洋野、九戸の4市町村教育委員会が、新型コロナウイルスの感染が拡大していた首都圏などから転入した小中学生に対し、2週間の自宅待機を要請していたことが6月下旬に報じられました。

また、新型コロナウイルスの影響で、帰省ができなかった人の帰省自粛も継続しているようです。6月19日から県をまたぐ移動の自粛が解除されたにもかかわらわず、帰省を迎え入れない家庭もある。ツイッターでは、そんな実家の父とのLINEメッセージのやりとりが投稿され、炎上しました。父にうかがいを立てたLINEのメッセージやりとりが「絶対に帰るな」「岩手1号はニュースだけではすまない」と危惧する父のメッセージが印象的でした。

 

参考記事:コロナ大仏がキャンピングカーで全国行脚? 今、冗談のような計画が現実になろうとしている

 

岩手県がコロナウィルス感染者ゼロの理由について、岩手県出身者からの情報を元に分析してみました。

まず、食事会、パーティー等の人が集まるイベントが少ないようです。筆者の知人も岩手県在住の頃は、食事会やパーティの存在を知らず、上京してビックリしたようです。

次に、風俗店が少ないことが挙げられます。ソープランドは県内に一店舗しかありません。