あの牛丼チェーン店員が爆睡姿を晒されるも「そっとしておいてやれ」の声

▲ネット上に投稿された業務の追いつかない「すき家」らしき店内画像。

 

 ライバル社・吉野家に対抗した「牛すき鍋定食」「とろ~りチーズカレー鍋定食」「野菜たっぷり牛ちり鍋定食」の調理工程が過酷過ぎると、バイトスタッフらによる”同時退職クーデター”を受けた大手牛丼チェーンの「すき家」。現在では人員確保が困難な時間帯に掲げられた「パワーアップ工事」と称する一時閉店が話題となるなど、踏んだり蹴ったりの状態に陥っている。

 残されたアルバイトスタッフへの負担は大変なもので、店舗全ての業務を一人で切り盛りする「ワンオペ」という時間帯が急増し、業務が追いつかない様子がツイッターなどで相次いで晒されるという事態に見舞われている。そして今回、にわかに信じ難い情報がTwitter上に寄せられた。

すき家泉区和泉店まじ終わってる 15分くらい待っても誰もでてこないから他のお客さんと厨房見に行ったらイヤホンして寝てやがった

▲ネット上に投稿された画像。本当に「すき家」の店内なのか?

 確かに画像を見る限り、スタッフが厨房で横になっている姿が確認できる。通常の飲食店であれば即座に該当店舗や本社へのクレーム、各機関への通報などが行われるところなのだが……。

「そっとしといてやれよ」

「客が厨房で撮影とか不法侵入&盗撮だろ」

「最低だな!徹底的に追い詰めろ!盗撮犯を!」

「寝かしておいてやるのが人情ってもんだろ?」

「これ、寝とるんちゃうで!失神か気絶や・・・」

「ブラジルみたい!行ったことないけど!」

 なんとネットユーザからは、すき家店員擁護の声が大きく寄せられることとなってしまったのだ。

 また、情報をツイートした人物は「ひっぱたいて起こしました(´・ω・`)謝罪の言葉は何もなかったです笑高菜明太牛丼は美味しくいただきましたけど」と語っているため、これが「暴行」にもあたるとして批判的に拡散されている。

 奇妙な逆転現象を生み出した今回の騒動だが、昨今のすき家にまつわる内情情報を見聞きしていた者たちにとっては、すき家店員に「同情」という肩入れをしてしまうのは仕方のないことか。

Written by ニポポ

Photo by Twitterより

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