知らない人はここを皮切りに… 現ハロー!プロジェクトのリーダー・和田彩花が来春に卒業

あのときは良かったなんて言わせません

そして、あやちょはブログで、こんなことも書いています。

“自分がいなくなったあとのグループを考えるのはとても怖かったです。
後輩の成長した姿をみて安心したという先輩とそれを見送る後輩の図をよくみてきたけど、私にはその気持ちが全くわからなかった。大丈夫なんて言いきれないし不安はある。ありすぎるのです。”

ハロー!プロジェクトでも、”後輩が頼もしくなったから卒業を決断できた”というメンバーはたくさんいました。しかし、あやちょは「その気持ちが全くわからなかった」と、先輩に気を遣うことなく率直すぎる気持ちを綴っているのです。常に本音勝負のあやちょらしい発言です。

しかも、あやちょは普段からアンジュルムに対して「自信がある」と発言しているのですが、にもかかわらずの「不安がありすぎる」と言っているのです。あやちょの中の理想像がとんでもなく高く設定されていることがわかります。

そして、その「不安がありすぎる」というところから、1年後に卒業するわけですから、この1年間でアンジュルムを「私が卒業しても大丈夫」と言い切れるようなグループに進化させるということなのだと思います。これからの1年間は、本当にとんでもないアンジュルムが見られるはずです!

taikibansei.jpg2014年12月、3期メンバー加入に伴いグループ名を「アンジュルム」に。メモリアルとなる曲『大器晩成』はめちゃイケのエンディングテーマに。道重さゆみなき今、和田彩花はハロー!プロジェクト全体の精神的支柱となった(写真は『大器晩成/乙女の逆襲(初回生産限定盤A)』より)

卒業を発表した2日後、4月7日にはアンジュルムのホールツアー「アンジュルム コンサートツアー 2018春 十人十色 +」がハーモニーホール座間で幕を開けました。ツアー2日目終了後、4月9日のブログであやちょは、こんなことを書いています。

zama
https://ameblo.jp/angerme-ayakawada/entry-12367006615.html

“今のアンジュルムを見てほしいです。
あのときは良かったなんて言わせません。
あのときになるであろう今を見て!”

何かと懐古主義になりがちなアイドルファンにぶっとい釘を刺すかのような、「今を見て」発言! リアルタイムで進化し、つねに最強を更新し続けるアンジュルムに対する自信がみなぎりまくっています。

このツアーは、5月28日の日本武道館公演でファイナルを迎えます。そこでは必ず史上最強のアンジュルムが見られることでしょう。そして、その1年後、あやちょが卒業する時のアンジュルムは、もっともっと強いものになっているはずであり、さらに言えば、あやちょ卒業後のアンジュルムも進化を続けていくのです。

とにかく今は、あやちょの言葉を信じて、アンジュルムの今を見て、いかに進化しているかを確認するしかありません。あやちょの革命の序曲を聞くために、5月28日は必ずや日本武道館に集合です!(文◎大塚ナギサ)