BOOWYのメンバーがリスペクトし、X JAPANに影響を与えた80年代の伝説的バンド44MAGNUMがデビュー35周年
X JAPANに影響を与え、L’Arc〜en〜Cielの事務所設立のきっかけになったカリスマバンド、44MAGNUMが今年、デビュー35周年を迎えます。
「1983年デビューの44MAGNUMと同時期に活躍したBOOWYのメンバーは当時、『カッコいいですね。』『オレたちも、こうなりたいです』等とリスペクトしていました。布袋寅泰さんは、ライブで44MAGNUMのメンバーとエアロスミスの曲を演ったり、アルバムに特別参加したりしています」(音楽プロデューサー)
「下積み時代に、ライブハウスで働いていた吉川晃司さんが、ギタリストの広瀬さとしさんの華麗な演奏スタイルに惚れて、後にバックバンドに迎えたこともあります。そんな魅力あるアーティストゆえ、荻野目洋子、三原じゅん子、ダンプ松本 等他ジャンルのアーティストにも楽曲提供しています。」(レコード会社 幹部)
と、そのカリスマぶりのエピソードはたくさんあります。秋には35周年記念新譜が発売予定ですが、先行して『吉川晃司さんも惚れた』カリスマ ギタリスト広瀬”JIMMY”さとしさんのフライングVのギター「Jimmy Cat」がESPから発売され、記念イベント等も盛り上がっています。
1980年代に44MAGNUMを聴いて育った世代には、子供が成人し、独立して、経済的、時間的に余裕が出た人も多くいます。そのせいか 空前のオヤジバンドブーム。秋の新譜、ライブも楽しみです。(文・野島茂朗 写真提供・44MAGUNUM LIVE PROJECT)