ZOZO前澤社長の1億円落とし玉当選者が一変 「やっぱり自分の為に使う事にした」 金は人を変える…?

前澤友作氏公式ツイッターより

 総額1億円で「100万円を100人にプレゼント」というTwitter企画を発表し、年初から大きな話題を集めるZOZOTOWN代表取締役の前澤友作氏。企画自体の盛り上がりで一波乱、当選者発表で一波乱と騒動は続いたのだが、お次は当選者の言動で一波乱という展開になってしまった。

 今回注目を集めることとなってしまったのは、ヨルダン在住で音楽教師と語る人物。

 当選の喜びとともに、

「やっと気持ちが落ち着いてきた。いや、まだ手は震えてるけど。自分のためにじゃなくてパレスチナ難民への音楽教育に還元させてもらいます。こっちの子どもたちにも先進国と同じように情操教育への機会を増やすために」

 とツイートし称賛を浴びることに。

 そしてこのツイートは駐日パレスチナ常駐総代表部の目にもとまったようで「ZOZO前沢社長によるお年玉キャンペーンで当選された方のお一人が、パレスチナ難民への音楽教育に還元してくださるとのこと。厳しい状況が続くなかで、こうしたニュースは心強いです。心より感謝申し上げます。難民の人々にとって良い情操教育の機会になりますよう、当方もお祈りしております。」と感謝と歓迎のリプライが贈られたのだが……。

 しばらくした後に、「これは批判覚悟でちゃんと書くんだけどひとまずは自分のために使いたいと思っていていま自分が生活する上で引っかかるストレスみたいなものを解消するのに使いたい」「色んなコメント来てますが情けない大人でごめんなさい」とまずは奨学金や借金の返済に充てたいとしたため、批判が集中することに。

「金は人を変える」
「金が手に入ってしまえば人は変わるという感情の揺れ動きを感じさせる情操教育だなこれは」
「いかに良いことに使うかリプ詐欺大会」
「日本inのパレスチナ代表が抜け目なさ過ぎて恐怖www」
「人間って悲しいよな」

 現在該当の当選者は自分への使いみちとして、借金返済や機材購入に語学学習、そして彼女を日本からパレスチナに呼ぶといった使いみちを明確にし、残るであろう約50万円を学校に寄付したい(具体的な寄付の方法は検討中)としているが批判は止んでいない。

 1億円という額で短期間に3度の騒動を乱立させたという点は、やはり前澤友作氏の手腕ということなのだろうか。(文◎編集部)