猪瀬知事、借用書公開するも作成したの「今でしょ」疑惑が浮上か!?

ここ最近の猪瀬直樹から目を離せない。こんなにおもしろい人だっただろうか。都知事におもしろいと言ったら失礼だ。言いなおそう。

こんなに派手に話題を提供する華やかな人だっただろうか。

先週末を思い出したい。

「秒速で1億円稼ぐ」与沢翼が妙な雑誌を発刊したとか、専属運転手を殴っただとか、しばらくそれだけで盛り上がる週末だったのに、猪瀬直樹が徳洲会に「秒速で5000万円返した」ことが発覚。一気に話題の主役となった。

そのあとの5000万円の説明記者会見のしどろもどろさは「じぇ、じぇ、じぇ!」の狼狽であり、「おもてなし」隠しであり、利子がつかないけど政治生命的には「倍返し」であり、まさに「ひとり流行語大賞状態」であった。

そして本日のあの「借用証」公開である。

いつ作成したのか。「今でしょ!」

ここでもまた流行語を体現した猪瀬直樹。すべての都民がもはや恥ずかしいあのフレーズを叫びそうになってしまった。

猪瀬直樹はどの流行語が大賞を受賞してもプレゼンターになってほしい。もしくは猪瀬直樹が東京五輪のプレゼンで叫んだ「ダイナミック!」を候補に追加すべきだ。言い訳がダイナミックすぎる。

それにしても、今から1年前に戻って「政界を揺るがすのは、日本維新の会ではなく徳洲会だよ」と予言したらいったい誰が信じたであろうか。

1年前なら猪瀬直樹本人もまだ借用証を書いてないはずだから仕方ないか。

※プチ鹿島の世相コラム『余計な下世話!』号外

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Written by プチ鹿島

Photo by ドキュメント副知事――猪瀬直樹の首都改造・一八〇〇日

ドキュメント副知事――猪瀬直樹の首都改造・一八〇〇日

最近、華がある。