【ボクがRTした意味】ダイノジ大谷さんの場合|ほぼ週刊吉田豪 改 連載第一回

ポンコツラジオDJ ダイノジ大谷‏@dnjbig

今から京都にいって
よしもとの社長大崎さんと西野君とメシ食う

西野君と吉田豪さんのせいで
DJ案件で説教くらう予定だ

死亡

今日からよしもとの犬になります

13:48 – 2017年11月20日

https://twitter.com/dnjbig/status/932470747275993088

 

どんな意図でリツイートしているのか、あえて詳しく説明しないルールでやっているボクのツイッターなんですが、それをあえて説明する野暮な連載がスタート!

記念すべき連載1回目は、みんな大好きダイノジ大谷さんの登場です! 

吉本興業・大崎洋社長に突然呼び出されて、これから説教を食らうことになったという報告なんですが、これはどういうことかというとデイリーニュースオンラインというサイトでボクがやったキングコング西野さんインタビューが発端なんですよ。

西野さんは最近、クラウドファンディングで1億円を稼いだり、講演会を各地でやったり、会社を作ったりと自由すぎる活動をしているわけですが、それって吉本興業的にどうなのかと思ったら、西野さんはこう言っていたわけです。

「この本はウチの社長にも渡して社長にもその話はしていて。そもそも(自分は)吉本所属のタレントではないっていう。(略)たまに解雇みたいなのを出すから、やっぱ吉本のタレントさんって所属してるんだってなっちゃってるのかもしれないですけど、基本的には所属はしてないっていう。そこはいいんですよ。契約してないから、なんか言ってきたら、『いや、でも契約してないですよね?』っていうカードを切れるんで」

よく吉本芸人が、会社とは契約書も交わしていないし口約束もしていないとボヤいたり、外資系企業が吉本興業を乗っ取ろうとしたらそもそも契約書すら存在しない会社だと知って手を引いたなどとネタにしたりしているんですが、西野さんは著書『革命のファンファーレ』でもその辺りについて詳しく説明していました。

「便宜上、吉本芸人が所属している(ことになっている)のは、吉本興業の子会社である『よしもとクリエイティブ・エージェンシー』で、言ってしまえば芸人専門の「代理店」だ。電通や博報堂と同じ。『吉本が持ってきた仕事に関しては、その売り上げを分け分けしましょうね』という関係で、いわゆる『吉本芸人』にとってよしもとクリエイティブ・エージェンシーは単なる『お得意様』にすぎない。となってくるとクラウドファンディングのダイレクトオファー&ダイレクト課金に、吉本興業が口を挟む筋合いなんぞ一切ないのだけれど、ただ僕は、オファーの窓口がどこであろうが、『出演ギャラ』に関しては、テレビやラジオやイベント同様、吉本興業に一部収めることに決めている。クラウドファンディングで集まったお金の一部も吉本興業に入れている。これは吉本興業に頼まれたわけでもなく、もちろん契約云々の話でもなく、僕の『気持ち』だ」(西野亮廣『革命のファンファーレ』より)

となると気になるのは、ダイノジの大谷(ノブ彦)さんとか個人でやっているクラブイベントとかのギャラはちゃんと吉本に入れているのかということ。それを西野さんに聞いてみたら、

「ああ、あれは入れてないでしょうね」

「とにかく大谷さんはちゃんと懐に入れてるけど俺は入れてない(笑)。大谷さんが吉本に入れてるとは思えないし、大谷さんはそうであってほしいですよね」

と言っていたので、こんな展開になったわけです。

でもまあ、この食事会では前向きなビジネスの話をしていたっぽいので、大谷さん、良かったですね!