ミニストップに続き、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートも成人誌不扱いに|岡本タブー郎
ちょうど1年2ヶ月くらい前に、ミニストップが成人誌を不扱いにしたというニュースに触れました。今回はそれに続いて、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートも同様の方針を発表いたしました。
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この連載の一回目で触れたので、今回ももっともらしいことを書いてやろうと思ったのですが、基本的にはあの時書いたことと同じになるかもしれません。
コンビニの意見を端的に代弁しますと、
「売れねえし、表紙が猥褻だし、イメージ的に置いとくのやだから、オリンピックのせいにして排除しちまおうぜ!」
ということに尽きます。以上です!
みなさんがコンビニの経営者だったら、売れもしない雑誌コーナーを放置しておきますか? あんなもんはもうコンビニとって必要のないものなんですよ。自分の心に手を置いて考えてみてください。この1年で何冊の雑誌を買いましたか? そう、あなたたちが買わないから売れないのです。
私が2015年までコンビニ雑誌、しかも五番棚というエロ本が入っているトイレ寄りの場所に入る雑誌を作っていた頃、すでに45%売れれば大成功! という時代でした。
5万部の雑誌だとしますよね。そのうちの22,500部が売れたら万々歳。でも、27,500万部は戻ってきて廃棄処分となります。これ、何度も色んなところで書いているんですが、こんなビジネスモデルはもう終わってるんですよね。