大谷投手の笑顔対応はアンガーマネージメントの手本 理不尽な職質には大谷投手の笑顔を思い出しましょう
僕「そちらとは?」
警官「組織の人間でしょ」
僕「は? 違いますよ。そう見えます? 因みにどこらあたりでそう判断しました?」
警官「目つきとか。全体的な雰囲気ですね」
僕「違いますけど。普通に働いていますが」
警官「ああ、今はね」
僕「(苦笑)今もですし、一度もそっちの世界に入って事ないです」
要するに僕をヤクザか周辺者と間違えたと言う事なのですが、ここで怒っても良いのですが、実はあまりこういう時に抵抗するのは、そういう動画をあげるカン違いYouTuberっぽくて最近はカッコ悪いと思っていまして、普通に応じました。
で、よく聞いてみるとその警察官はかつて、僕が編集長を務めていた『実話ナックルズ』の巻頭カラーに出た事があるのでした。警官がサラリーマンの喧嘩を停めている様子でしたが、「ヤクザより怖い警察官」というようなタイトルを付けたのを覚えていました。更に、その写真を撮影したカメラマン権徹氏が共通の知り合いというのが分かり、にこやかに別れました。が、これはレアケースでしょう。通常の人はこうはいきません。不愉快な思いをするでしょう。
実際、刑事警察が交通警察の職質に遭った事があり、「うるせ!」と怒鳴ったりもしています。警察が警察に怒っているのです。ですから理不尽な職質には怒って良いと言えば良いのです。が、それは警察官だったからなせる業。一般の人は真似しない方が良いと思います。
そこで、大谷翔平投手です。
前記したように粘着性物質チェックは職質とかなり似ています。大谷投手は検査に笑顔で応え「神対応」と報道されました。これは我々が生活する上で、大変勉強になる事です。彼は生まれもって、アンガーマネージメントが出来ているのだと思います。人間だから喜怒哀楽があって当たり前です。個人的には「怒る事」は喜怒哀楽の中で最も、要らない機能だと思っています。怒ってもロクな事がありません。エネルギーを使い疲れますし、対人関係がぎくしゃくしますし。怒ってもいい場面を判断してから怒りたいものです。
大谷投手の笑顔は、警官の職質にも応用できます。YouTubeで散見される抵抗する「自分カッコ良い」的動画は大谷投手と比較するとチャイルディッシュ。たまに再生回数を稼ぎたいだけに自ら、職質かけられに行っている人もいます。
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怒りたい時にこそ、大谷投手の笑顔を真似したいものです。アンガーマネージメントは「数秒数える」といった事が言われていますが、
もう一つ「怒りたい時には(大谷投手の真似で)笑顔」。
これが有効なような気がします。結果、自分の社会的評価を周囲の評価を上げる事になれば、こちらの方が得な生き方だと思います。(文@久田将義)