難聴に苦しんだアノ「カリスマ音楽プロデューサー」が「デジタルアーティスト」に転身
ありがたいことに、これまで5回の個展をやらせていただきましたが、自分でプロデュースも兼ねていたので作品も、好きな歌手を描いたり旅先の風景、キャラクターだったり個展の方向性が定まらない部分もあったんです。まぁ色んなことに興味があるのが僕なんですが(笑)そんな時、僕がスケッチをしていて偶然生み出したうさぎのキャラクターFull Metal RabbitのKosmo(コスモ)が昨年NFTで5555枚の作品を完売し世界中から注目を集めたんです。
それで、コスモをメインにした展示会をやりたいとNFT会社のプロデューサーから直々にオファーをいただき、今回開くことになりました。コスモというキャラクターにはストーリーがあり、コスモは見た目は普通のうさぎですが、実は、近未来に起きる人類の危機を救うAIロボット・ヒーローなんです。
今回の展示会ではコスモの壮大なストーリーが明かされる作りになっています。開催は、新進アーティストと組んで面白い展示を行っている原宿のUltra Super New Gallery で3週間という長期間で行います。
個展のタイトルLA RÉSISTANCE(抵抗)は、コスモの『敵への抵抗』という意味と共に僕の心の中にある『自分という敵』に対する抵抗、妥協せず、面白い作品を作り続ける という自戒の念を込めて名づけました。フリーエントランスで僕は毎日在廊していますので気軽に遊びにいらしてください」
難聴に苦しみ音楽プロデューサーから、デジタルアーティストに転じた月光さんは、人生100年時代の第二の人生を謳歌しています。(文@霜月潤一朗 写真・下記のバースディパーティ動画提供@月光惠亮)