秋元康が総合プロデュース 『男性アーティストグループ』の応募開始 果たしてどんなグループが誕生するのか注目

東京ドームも協力する新プロジェクトが稼働。

今までAKB48クループ(AKB、SKE、NMB、HKTなど)や坂道グループ(乃木坂、櫻坂、日向坂)など数々のモンスターアイドルグループをプロデュースしてきた作詞家で音楽プロデューサー秋元康が男性アーティストグループを仕掛けるという話が入ってきた。秋元康と言えば、AKBの前には1980年代「おニャン子クラブ」でブームを巻き起こし、今まで女性アイドルを手掛けきたが、男性アーティスト(アイドルとはリリースされていない)をどのように仕上げてくるのか、楽しみだ。

三井不動産、東京ドームと業務提携してのこのプロジェクトのテーマは「新たな男性アーティストグループの創出」。2025 年夏 よりメンバーオーディションを開始し、次世代を担う才能の発掘に乗り出すというとだ。

AKBグループ、坂道グループを成功させ、政治家、文化人、スポーツ選手なども巻き込んで、社会現象にまでもっていった(ジャーナリスト田原総一朗は「高橋みなみを総理大臣にしたらどうか」まで言った)秋元氏の手腕が、この新規プロジェクトをどう昇華させていくのか、注目せざるを得ない。

三井不動産は、2021 年 1 月に東京ドームをグループ会社にした。これも大きい。「東京ドーム」でのコンサートも視野に入れているのだと、想像してしまう。東京ドームは今や、世界的アーティストや国内でも一握りのアイドルしかコンサートを開催できないし、イベントも国内最大の格闘技フェデレーション「RIZIN」が創立10年でようやく東京ドーム開催にこぎつけて、格闘ブーム作ったほどだ。

応募は経験、年齢不問。歌やダンスの実力だけでなく、「何かに本気でなりたい」「自分を変えたい」といった情熱やストーリー性を重視して選考されるという。秋元氏らしい“ドラマ性”のある育成スタイルが垣間見える。選考は複数の審査を経て進行し、年内にもメンバーが決定、2026年には本格始動が予定されている。

SNSでは早くも「どんなグループになるのか楽しみ」「秋元康プロデュースなら絶対に注目される」といった期待の声が多数寄せられている。中には「ジャニーズやK-POPとは違う方向性になるのでは?」と、これまでにない新しい男性グループ像を予想する声も。秋元氏は今回のプロジェクトに対し、次のようにコメントしている。

「“才能”は、どこかに眠っている。それを掘り起こし、磨きあげ、多くの人に届けたい。そんな思いでこのプロジェクトを立ち上げました」

この発言からも、単なるアイドル育成ではなく、“アーティスト”としての成長や発信力を重視した本格派のグループを目指していることがうかがえる。日本のエンターテインメント業界に再び旋風を巻き起こす可能性を秘めたこのプロジェクト。果たして、どんな才能が集い、どんな“物語”が始まるのか。秋元康プロデュースのもと、新たなスター誕生の瞬間に期待が高まる。(文@編集部)