泣いて笑って 「ラフ×ラフ」劇場満開 第二回アイドル天下一大喜利武道会が満員御礼
2025年7月18日にヒューリックホール東京(東京・有楽町)で行われた第二回アイドル天下一大喜利武道会は満員でした。
第一回は主催のラフ×ラフが、一位を逃しドラマチックレコード(ドマレコ)が首位に君臨するという形になりました。その大喜利っぷりは、アイドルの枠を超えたかのようなセンスの塊で今回はドマレコ・新居歩美と彼女曰く「友人」の山本みゆ、塩崎なづな(こみっきゅおん!)を従えての参戦。そしてideal pecoが初参戦。もう一グループ、わーすたの四すくみの「闘い」になりました。前日眠れず、昼間は「叙々苑」(会場の前にある)で緊張のあまり泣いていたという齋藤有紗は、目の腫れを隠すためサングラスで会場入り。もっとも本番ではきちんとした
「アイドル」
になっていたのはさすがプロと言えるでしょう。
それにしても「アイドル天下一大喜利武道会」は二時間半という長丁場に耐えうるだけの、コンテンツでした。笑いもしゃべりも、そしてもちろん各グループのパフォーマンスも。
大喜利で最も、印象に残っているものと言えば普通は、「一番受けたネタ」と答えるのでしょうが、今回の「第二回アイドル天下一大喜利武道会」は違っていました。あまりにすべった「テツ&トモ」ネタが一番、「面白かった」と思ったのは筆者だけでしょうか。これがYouTubeなど動画で見られるのならぜひ、チェックして欲しいところです。
さて、ラフ×ラフのパフォ―マンスですが、毎回(今回で個人的に3回目)レベルが上がっている。厚みが出ていると思うのは筆者だけでしょうか。前々回あたり、佐久間宣行プロデューサーにメールを送ったところ(私信ですから公開しませんが)手ごたえを感じていたような返信が来ました。決して筆者のひいき目ではないようです。
そして──ラフ×ラフ、悲願のリベンジ成功!見事1位を獲得。メンバー全員がステージ上で涙を流す感動的なフィナーレとなりました。笑いと涙の融合が見られるのはこのイベントだけでしょう。
「笑い」だけでは終わらせない、「推し活」と「お笑い」が融合した“体験型ライブイベント”として、アイドルファン・お笑いファンの双方から熱烈な支持を受けている。そんな気がした「第二回アイドル天下一大喜利武道会」でした。
因みにMCと審査員を務めた東京ホテイソンが漫才を披露。会場に来た人だけの特権(?)かもしれないのでネタの内容は言いませんが「石破総理みたい」(来た人はわかるはず)には笑ってしまいました。さすがラフ×ラフの「お兄さん」。(文@久田将義 写真@ALWAYS)
【セットリスト】
ideal peco
LOVE ちゅーにんぐ
100点の私で会いに行こう
パーティーは終わらないッ!!
わーすた
わーるどすたんだーど
最上級ぱらどっくす
清濁あわせていただくにゃー
ラフ×ラフ
夏の覚悟を今決めろ!
クライアント
君ときゅんと♡