日本のメタル魂がチリを再熱狂! 坂本英三「フレディ・ツルビナ」カバーが23万再生突破 チリ国民的ソングを爆音メタル化 

チリの人気番組がきっかけで海の向こうで人気のロックシンガー坂本英三

南米チリで、日本人ロックシンガー・坂本英三への注目が急速に高まっている。

きっかけとなったのは、チリをはじめ南米全土で圧倒的な知名度を誇る人形劇ニュース番組『31 minutos(トラインタ・ウノ・ミヌートス)』から生まれた人気曲「Mi equilibrio espiritual」のヘヴィメタル・カバーだ。

この楽曲を歌うのは、同番組の人気キャラクター、Freddy Turbina(フレディ・ツルビナ)。オリジナルは、チリのファンク・ロックバンド、Chancho en Piedraの元メンバーであるパブロ・イラバカが手がけたナンバーで、自転車の補助輪を外せた男の子の誇りと喜びを描いた、爽快かつポップな楽曲として知られている。チリでは世代を超えて親しまれ、誰もが口ずさめる国民的ソングとして定着しているという。

その楽曲を、海の向こう日本から爆音仕様へと変貌させたのが、元ANTHEMのボーカリスト、そしてアニメソングをメタル調にカバーするプロジェクトANIMETALのフロントマンとして知られる坂本英三だ。

坂本がこのカバーを制作・発表したのは、2020年7月。当時、チリのイベント「Anime Expo(AEX)」出演などを通じて現地ファンと交流を深めていた坂本が、リスペクトを込めて制作した映像だった。

それから数年を経た2026年6月4日、坂本が自身のInstagramなどSNSでこの映像を改めて振り返り投稿したところ、チリのネットユーザーのタイムラインを直撃。投稿からわずか数日で23万回以上再生、1万8000件以上の「いいね!」を記録し、Cooperativa、Meganoticias、La Cuarta、BioBioChile、24 Horasなど現地メディアが一斉に「日本のロックスターがフレディ・ツルビナを歌っている」と報じる事態となった。

坂本によるカバー版は、原曲のキャッチーなポップ感を残しながらも、重厚なギターリフ、高速ドラム、バックダンサーを従えた本格的なヘヴィメタル・サウンドへと大胆に再構築されている。

とりわけ現地ファンの心を掴んだのは、坂本のパワフルなスペイン語歌唱だ。日本語訛りのあるチャーミングな発音、なかでも「Freddy Turbina」が「Furedi Turubina(フレディ・ツルビナ)」と聞こえる点、さらにサビの「Soy genial, inmortal(俺は天才、不死身さ)」を圧巻のハイトーンシャウトで歌い上げる姿に、「最高すぎる」「脳内再生が止まらない」といった反響が寄せられている。

SNS上では、ユーモアと愛情に満ちたコメントも相次いだ。

「まるでロニー・ジェイムス・ディオと日本人がチリで子供を作って、そのまま置き去りにしていったかのような衝撃だ!」
「『Furedi Turubina』の響きが愛おしすぎる。日本とチリの絆がこれまでになく深まった」
「チリも日本も大地震が多い国だからね。地球の反対側だけど、お互い“Terremoteados(地震を経験してきた者同士)”として通じ合うものがあるのさ!」
2020年に生まれた“隠れた名作”が、2026年6月にまさかのリバイバルヒット。国境も言語もジャンルも超え、坂本英三のハイトーンが、いまチリのSNSを熱く震わせている。

坂本英三は、当サイトはこう語った。
「初めて南米の地を踏んだのは2004年
日本のアニソンが地球の裏側で盛り上がっているぞ。とい影山ヒロノブさんからお誘いを受けてブラジルのアニメフレンズに出演。今でもあの熱狂、衝撃は忘れられない。あれから22年。メキシコ、パナマ、コスタリカ、ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルー、チリ、アルゼンチンと行きました。最初はアニソンの力を借りてそして現地のポップスの力を借りて来ましたがいつの日か自分のオリジナルで南米のチャートに入ることを目指しています。南米でもっともっとみんなの目や耳に触れられるように頑張っていきます。南米でいつでも会えるEIZO Sakamotoを目指しています。まだまだ私の挑戦は続きます。お付き合い宜しくお願い致します」

アニメタルもデビュー30周年を記念して2026年奇跡の大復活を遂げた。
デビュー42周年
アニメタル30周年
南米22周年
2026年は坂本英三から目が離せない。(文・写真提供@霜月潤一郎)