PENICILLIN、『ロマンス』を短冊CDで復刻 30周年イヤーを彩る七夕の特別企画
「ロマンス」し1998年に発表された代表曲
人気ビジュアル系バンド、PENICILLINが代表曲「ロマンス」を8cmシングルCD、いわゆる“短冊CD”として7月7日に復刻リリースする。
1996年3月、「Blue Moon/天使よ目覚めて」でメジャーデビューしたPENICILLIN。2026年はメジャーデビュー30周年という大きな節目の年にあたる。
4月には配信シングル「Lady god」を発表し、「関東サーキット2026」を開催。さらに8月1日にはVeats Shibuyaで<PENICILLIN メジャーデビュー30周年祭り「祭り2026」>を行うことも決定している。
今回の「ロマンス」復刻は、30周年イヤーを彩る特別企画のひとつ。発売日は七夕の7月7日で、<短冊CDの日2026 Supported by Pococha>参加作品としてリリースされる。
「ロマンス」は1998年に発表され、現在もPENICILLINを象徴する代表曲として高い人気を誇る名曲だ。
メンバーコメントは以下のとおり。
HAKUEI(Vo)
「七夕の短冊には切なる願い事を託すものだと思いますが、それにとても相応しい曲だと自負してしまいました。今。皆さんの想いが天に届きますように。」
千聖(Gt)
「28年の時を経て、CD(8センチシングル、通称短冊)が復活するとは夢にも思わなかったですね。色んな思い出を載せてまた復活。以前持ってたけど、実家にあるとか、失くしてしまったという人たちも多いと思うし、もしかしたらリアルタイムでは知らなかったという人もいるかもしれないので、ぜひ手にしてみてください☆」
O-JIRO(Dr)
「8センチCDってすごく懐かしく感じるね。あんなに当たり前だったのに。ここ最近はCDを聴ける環境にない人もたくさんいるとは思うんだけど、変わった形状なので飾ったりして楽しむのもいいのかもしれないね。」
また、短冊CD発売を記念して、7月7日から7月12日までタワーレコード渋谷店3F催事スペースにて<PENICILLIN POP UP SHOP>も開催される。
PENICILLINのデビューは、当時の音楽シーンの中でも実にセンセーショナルだった。複数のレコード会社から音源をリリースするなど、その登場の仕方からして異例。筆者が取材してきたアーティストの中でも、最も衝撃的な存在のひとつだった。
音楽性、ルックスに恵まれていただけではない。HAKUEIの演技力と妖艶な存在感、千聖のギタリストとしての華と芸術性、O-JIROの独特なトークセンスとリズム感。バンドとしての総合力が圧倒的だった。
個人的には、O-JIROに、元ZIGGYのドラマー・大山正篤がホストを務めるトークライブに出演していただいたことも忘れがたい思い出だ。
かつて在籍した、和製ジョニー・デップのような美形ベーシストがバンドを離れたことには寂しさもある。だが、PENICILLINという名前が30年を経てなお続き、名曲「ロマンス」が再び“短冊”としてファンのもとへ届けられることは、実に感慨深い。
七夕に蘇る「ロマンス」。
それは単なる復刻ではなく、PENICILLINが歩んできた30年と、ファンそれぞれの記憶を結び直す、特別な一枚になりそうだ。(文@野島茂朗 写真Ⓒ菅沼剛弘)