「公私付き合えばアシスタント採用」 関西ベテラン司会者の早朝ラジオ番組にパワハラ疑惑

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 大阪市内のとある喫茶店で働く大学生のM子さんは、ある日、常連客であったラジオ局関係者に「ラジオ番組の見学に来ませんか?」と誘われ、ラジオ局へ見学に行った。 

「マスコミには興味があったので、喜んで見学に行きました。番組は、有名司会者Hさんが司会をする早朝の番組です。Hさんもスタッフさんも、とても良い人だったんですが……」

 番組終了後、M子さんはスタッフ数人と共に遅い朝食をとることに。ラジオの面白さや番組への熱い想いなどを真剣に語ったあと、プロデューサーの男性がM子さんにこう切り出したという。

「ウチの番組でアシスタントをしませんか?」

 プロデューサーによると、今の女性アシスタントは家庭の事情により間もなく番組を卒業するので、新しい女性を探しているという話だった。M子さんは、マスコミへの強い憧れとHさんやスタッフ達に好印象を持っていたので、その仕事を喜んで引き受けた。そして、プロデューサーが仕事の内容について説明をはじめた。

「基本的にはHさんの話し相手と番組の進行役です。それと、もうひとつは……。Hさんの全面的なお世話をしていただきます」

 Hさんの全面的なお世話? M子さんはその意味が分からず聞き返した。すると、プロデューサーは次のように答えたという。

「Hさんには、たった数千円のギャラで番組をやってもらっています。だから、スタッフ全員がHさんのために無償で私生活もサポートしているんです。M子さんには、より親密なサポートをお願いしたいのです」

 いったい、どういったサポートをすれば良いのか? 困惑した表情を見せるM子さんに他の男性スタッフが声をひそめて語りかける。

「たとえば、今の女性アシスタントはHさんと一緒に食事をしたり遊びに行ったりしています。たしか、何度か旅行にも行っているはずです。そういった部分までサポートしてほしいんですよ」

 M子さんはその話を聞いたあと、そんな仕事は受けられないと思い、すぐにアシスタントの仕事を断った。そして、この話を喫茶店の常連客である他のテレビ関係者に聞いてみると、ニヤっと笑いながらこう答えた。

「Hさんは昔から女好きやからね。ほんで、あの番組のアシスタントはみんなコレ(小指を立てる仕草)やがな。まあ、ギャラが安いから、そういうことで不満を埋めてるんかもしれんけどな」

 この証言が事実だとすれば、Hは自身の愛人をラジオを通して堂々と公開していることになる。そういった疑惑をふまえた上で、このラジオ番組を聴いてみると、朝の番組にも関わらず、大人のエロさを感じずにはいられなかった。

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Written by 村上茜丸

Photo by Just2shutter

ラジオ番組表2013年秋号

スタッフも大変ですね。

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