【貴乃花部屋】フジテレビ『グッディ!』コメンテーターのおぞましさ【カンニング竹山炎上】

貴乃花親方についてでも、相撲協会についてでもなく報道の仕方について考えさせられました。あくまで「相撲報道の在り方」に焦点を絞ってみます。

先日「グッディ!」(FNN系列)が日馬富士暴行事件について、特集していました。
鏡山危機管理部長が貴乃花部屋を訪れ、文書をポストに投函する模様を放送。五回目の訪問だそうです。

それに対してコメンテーターたちのコメントを検証してみましょう。正直、怖すぎました。


元力士大至氏が「人道に反する」と発言

2
それに乗じた相撲レポーター横野レイコ氏が「協会に対して失礼。色々な親方や力士が残念だと言っている」

3
さらに番組の台本上にあるのかないのか、ちょいワル雑誌の編集長が「インターホンにすら出て来ないのはちょっと理解に苦しみますね」

スタジオがそういう雰囲気だったのでしょうか。怖い。カンニング竹山氏がこれらのコメントに対して、大逆張り論を言うのですが、ちょっと置いておきます。

まず1から。
ビックリしました。僕の感覚では「人道に反する」行為は戦争などでの残虐行為を指します。それこそ名誉棄損に触れるのではないかというコメントです。「人道に反する」ですから。

2は相撲協会にくっついてきた人の意見です。「協会や力士が」という枕言葉にそれが表れています。協会の代弁者としては適しているのでしょう。安倍政権下で田崎史郎さんがコメントするのに似ています。

3はとりあえずスタジオの雰囲気に乗っかっちゃった迂闊で薄いコメント。コメンテーターってホント難しいですね。迂闊にオファーを受けるものではないなと、つくづく、このちょい悪編集長のコメントを見て思わされました。

が、スタジオの空気が一変します。
カンニング竹山氏が1・2・3に対してまとめて「皆さん、根本的に間違っている」と言い、次のように反論します。

4
なぜ報道のカメラが待ち構えているところにわざわざ、貴乃花部屋を訪ねるのか。

5
相撲協会は貴乃花部屋をつぶしたいのか?

6
貴乃花親方が地検に任せているのだからそれまで待てば良い。

と異論を唱えます。

しつこく言いますが、貴乃花親方の味方をする訳ではありません。スタジオ中の貴乃花総叩きを見て、「これはヤバイ」と感じた次第です。竹山氏がその違和感を論じた事でバランスが取れました。

竹山氏のコメントの後で安藤優子氏が「貴乃花親方だけ責めている訳ではない」と言い訳していましたが、上記のコメントで終わっていたなら貴乃花親方叩きで終わっていたではないですか。

竹山氏の論を補足してみます。

4に関して。
一回目、二回目ぐらいなら直接訪問の意味があるでしょう。しかし貴乃花部屋が「FAXで送ってくれ」と言ってから、さらに訪ねているのは嫌味でしかないでしょう。
協会も貴乃花親方に怒っているのは分かります。僕が協会にアドバイスするのなら、「配達証明で送れば良いのでは」と言います。

6は、貴乃花親方は一貫して態度が変わらないので、協会も一応それに沿えば良いのではないかと思います。
特に危機管理委委員会の中間報告では「貴ノ岩にも暴力を振るわれた原因の一端がある」かのようなリポートでした。これは貴乃花親方もますます、「ヤバイ」と感じた事でしょう。司法に任せた方がよいと思うのは分かる気がします。

竹山氏は本サイトで何度か指摘しているように「ノイズを取り除け」と言っている訳です。ノイズを取り除くと物事の本質が見えてきます。

「確かに暴力は悪いけど」と言う「確かに」とか「けど」は要らないのです。

この事件は「悪い」で言い切っていいのです。「確かに」や「ですけど」から始まるコメントはノイズと受け取っています。

この番組での今回のノイズとは(竹山氏はノイズとは言っていませんが)、横野レイコ氏と大至氏です。ノイズとは雑音の事ですが彼ら彼女らがかき回しているのが今回の相撲報道の現状です。

地検の捜査結果が出るまで待てばよいのではないですか? 視聴者はバカではありません。「いつまでワイドショーはやっているんだ」と思っている事でしょう。

試しにツイッターで「グッディ!」「横野レイコ」を検索してみました。ほとんどが批判です。もちろん、余り何も考えずに気分で書いている人も多数でしょうが、竹山氏のコメント支持が僕の見た感覚だとほとんどでした。相撲報道の異様さが出た「グッディ!」でした。

文◎久田将義