ハードオフで買って来たPCに売った人の情報がわんさか出てきた!? 買取注意事項に法的根拠ありか?
昨今では様々なジャンルの新品が売れにくくなっている代わりに、リユースやリサイクル、シェアのニーズが高まっている。そんなリサイクルショップ大手のハードオフでパソコンを購入したというユーザーから、以下のようなツイートが出され騒動に。
【ハードオフで買ったジャンクPCにOSやらファイルやらそのまま入ってて、コンプライアンスどうなってんだよと思ったら、ドギツイエロゲーやら催眠音声やらわんさか出てくるんだけどwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww】
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このツイートには画像も添えられていたのだが、そこには大量のエロゲータイトルフォルダーが並んでいるだけでなく、元所有者とみられるフルネームのフォルダまでが晒されていたため批判が集中することに。
「かわいそう」
「エロゲの海賊王が残した宝」
「HDDは電子レンジでチンした後、ドリルで破壊すんのは常識だよね」
「子供部屋おじさんが泣く泣く売って引っ越し資金にしようとしたら名前バレされたとか泣ける」
「店員に見られる可能性を考えてもよくそのまま売れるな、鉄の心臓かよ」
「旦那か息子のを勝手に処分した説」
「タイトルが直球過ぎてツボにはまったw」
「名前を出すのはやめようよ。超えちゃいけないラインがあるだろお?」
「ハードディスクの完全消去ってめっちゃ時間かかるやん。店で消すって言ってもフォーマットするくらいだろうな」
「名誉棄損とかになるんちゃうんけ」
「初期化しないで売るとかありえるの?」
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一方で「おじさんはもうこの世にはいないよ。たぶん遺族が遺品整理で売ったんだろう」「身寄りがなくて大家や行政かに依頼された遺品処分業者がまとめて買い取って売ったんだろうな」といった死亡説も出されているが、「名前でググったら それっぽいやつが居た」とのコメントもあるため真偽は不明のまま。
また、法的観点から騒動を分析するものも多く、同店買取注意事項にある「パソコンをお売りになるお客様は、個人データを消去してお持ちください。万が一記憶装置に情報が残存した場合のトラブルに関して、弊社は一切の責任を負いかねますのでご了承ください」との注意書きが法的効力を持つのかどうかという議論も白熱している。
いずれにせよ個人情報の宝庫とも言えるハードディスクの中身が晒されるという騒動。中古品取扱業者には慎重な取り扱い、そして利用者には初期化の徹底が広がることを願いたい。(文◎編集部)