謙虚でしっかり者で次世代のエース間違いなし! STU48の不動のセンター・瀧野由美子

48グループ次世代インタビュー&動画
「瀬戸内でSTUを見ない日はないぐらいになりたいです!」


48グループの中で一番、新しいグループ。STU48。キャプテン岡田奈々の真面目な性格がメンバーにも浸透してるのでしょうか。瀧野由美子さんも二十歳になったばかりとは思えないほど、しっかりした受け答えでこちらが圧倒されるほど、でした。

――先日、神田大明神での成人式を取材させていただきました。成人おめでとうございます。

瀧野:ありがとうございます。

――成人して何か心境の変化みたいなものってありますか?

瀧野:いや、あんまり意識的なものは変わらないです。20歳になってお酒が飲める年にはなったんで
すけど、お酒を飲む機会が全然なくて。お酒をたくさん飲むようになったら20歳になったなって実感するんだろうなと思いながら。

――飲んでみたい気持ちは?

瀧野:飲んでみたいですね。

――地元の山口県て、飲まれる方って多くないですか?

瀧野:お母さんもそんなに飲まないし、お姉ちゃんもそんなに飲まないですね。お父さんはよく飲むん
ですけど。

――じゃあお父さんと晩酌する機会もあるかもしれないですね。

瀧野:そうですね、してみたいですね(にっこり)

――お父さんも喜ぶと思いますよ。成人式の時、寒くなかったですか?

瀧野:振り袖で中にすごく着込んでるので、そんなに寒くはなかったですね。

――ずっと座りっぱなしで、着物たいへんだなと思いながら見てたんですけど。

瀧野:そうですね、重いしけっこう締めるので肩がこるというか。しかもじっとしてないといけないので、それもちょっとたいへんでした。

――前列の一番左でしたよね。

瀧野:そうですね。

――さすがSTUを引っ張っていく感じです。

瀧野:センターとして、STUの中でもたくさんお仕事をいただいたり、AKBの選抜に入れてもらったりして、他のメンバーより経験することが多いので、私がSTUに持って帰って、そういう面では引っ張っていけたらいいのかなと思います。

――露出の機会も増えたんじゃないですか?

瀧野:そうですね。

――『週刊少年マガジン』の表紙もやられて。

瀧野:自分が表紙の雑誌がコンビニに並んでて、すごいなって思いました。

――いつも通ってるコンビニに自分が並んでるとビックリしますよね。

瀧野:本屋さんもよく行くので、たくさん積まれてたりすると恥ずかしいようなうれしいような気持ちです。

――一応買うんですか?

瀧野:実は3冊買いました(笑)。

――「これ私ですよ」とは言わないで。

瀧野:言わずに、「これください」って(笑)。

――ところでSTUが結成されたのっていつでしたっけ?

瀧野:2017年の3月31日に結成されました。

――そうするともうすぐ1年ですね。どんな1年でした。

瀧野:私は最初のオリジナル曲からセンターをやらせてもらっていて、最初からすごいスピードでいろんなものに出させてもらったので、環境に追いつけない1年でした。表紙をやらせてもらったり、いろんな雑誌に出させてもらったり、あとはツアーの発表があったり、メジャーデビューが決まったり、AKBの選抜に選んでもらったり。他の先輩方が何年かかけて経験するものを私はこの1年間にギュッと詰めて経験したのかなって感じが。

――そうですよね。次世代っていうことでお話を聞いてるんですけど、次世代じゃないですよね、もうエースですもんね。

瀧野:いや、ぜんぜん(笑)

――僕らのイメージでは、成人式の1列目に並んでる方はそういう感じだと思うので。

瀧野:私は入って1年経ってないですし、エースって言われてもピンとこないですね。STUの中ではセンターやらせてもらってますけど、AKBグループを見るとやっぱりまだ未熟な面が多かったり、先輩からまだまだたくさん学ぶことが多いので。

――なるほど。では自己分析するとどういうところがまだかなあと思いますか?

瀧野:私、ダンスも歌も初心者で、他のメンバーは入る前からダンスやってる子が多かったりするので、パフォーマンス面はまだまだ未熟だなと思います。

――それは練習しかないですよね。

瀧野:そうですね、練習しかないですね。

――ひたすら体に覚えさせるみたいな感じしかないんじゃないですかね。

瀧野:練習に参加できないことが多くて、それがすごい悩みです。

――そう言えばSTU兼任の岡田奈々さんも成人式でしたよね。

瀧野:はい。

――今度のシングルは岡田さんはセンターですね。

瀧野:はい、センターで。

――同い年ですけどちょっと違いますか?

瀧野:ぜんぜん違いますね! やっぱり入って5~6年経たれてるので、経験したものがぜんぜん違うし。あんまり同い年って感じがしないですね、大先輩って感じです! 奈々さんは「同い年だから敬語使わなくていいよ」とか、「なあちゃんって呼んでいいよ」って言ってくださるんですけど、「奈々さん」としか呼べないです、偉大すぎて。

――へぇーっ、同い年なのに。「奈々さん」って呼んでるんですね。岡田さんはなんて呼んでるんですか?

瀧野:「ゆみりん」です。

――ですよね(笑)。すみません。そのSTUの特徴ってどういう点だと思います?

瀧野:さわやかな曲が多くて。曲を聴くだけで瀬戸内のさわやかさを感じていただけるのかなって。

――なるほどー。でも瀬戸内海いいですよね、取材で何度か行きましたけど、JR呉線がいいですよね。

瀧野:そうなんです(笑)。海が見えて。

――魚はなんでも美味しいですしね。

瀧野:そうですね、海産物はすごく美味しいです。

――魚は何がお好きですか?

瀧野:お刺身とかすごい好きです。私は山口県出身なんですけど、山口といえばフグなので、フグも好きです。好きって言うほど食べたことはないんですけど。

――それと、鉄道がお好きなんですよね。

瀧野:好きです。

――なぜにハマッたんですか

瀧野:もともと父が鉄道好きで、家族で鉄道博物館に行ったり、電車を撮影しに行ったり、新幹線作ってるところでお祭りがあるんですけど、そういうのによく行ってハマッていきました。

――見てるのが好きなんですか? それとも乗るのが好きなんですか?

瀧野:私は見るのも乗るのも撮るのも好きです。

――あ、撮ってるんですか! すごいですね。一眼レフですか?

瀧野:一眼レフは欲しいんですけどまだ買えなくて。お金貯めて買おうかなと思ってます(笑)。

――機関車じゃなくて新しいやつが好きなんですかね。

瀧野:やっぱり惹かれるのはずっと走ってるような。私が生まれる前から走ってるのとかすごい好きです。だからSLとかも好きで。

――女性で鉄道好きって珍しいですね。友達でいらっしゃいます?

瀧野:小学校の頃から好きだったんですけど。小学校の頃、教室から新幹線が見えて。私がすごく言うから、周りの友達がどんどんハマッていきました。

――影響していったんですね。

瀧野:そうですね、だから友達と新幹線見に行ったり。

――そして…。サックスもやられるんですね。

瀧野:はい、8年目ですね。

――じゃあサックス上手いどころじゃないんじゃないですか。専門家ですね。

瀧野:いや、まだまだです。

――好きな曲とかありますか?

瀧野:吹奏楽系が好きですね。ジャズはあんまり吹けないです、ジャンルが違うので。

――しかし、しっかりされてますよね!

瀧野 いやいや、ぜんぜんしっかりしてないです(笑)

――しっかりしてますって! ご自分はどんな性格だと思います?

瀧野:なんでも忘れちゃいます。長所でもあり短所でもあるんですけど、寝たらなんでも忘れます。

――それはいいことじゃないですかー。

瀧野:ただ大切なことも忘れちゃうんですよ。「明日これ持ってきて」とか言われてもメモしないと絶対忘れます。起きたら覚えてないんで。

――ホントに覚えてないんですね。

瀧野:握手会でファンの方の顔とか名前とか覚えるのも苦手なので、頑張ってます。

――しょうがないですよね、たくさん来るので。それにしても瀧野さんの勢いはすごいなと思って見てます。

瀧野:周りの方々がすごくSTUを応援してくださるので、みなさんに支えられた1年だなって思います。

――STUについてですが、いま勢いがある感じという風にご覧になってますか?

瀧野:無我夢中ですね。もらったお仕事は全力でみんな頑張ったり。あんまり自分たちの力でっていうのはSTUのみんなは思ってなくて、デビューさせていただいたのも自分たちの力じゃなくて、周りの人が応援してくださったり、ファンの人が応援してくださって、支えられてる状態なので。

――謙虚ですねえ。

瀧野:いやホントにそうなので。勢いがついてるとしたら、周りの人が勢いをつけてくれてるのかなって。

――しっかりしてますねえ。言われません?

瀧野:ぜんぜん言われないです(笑)

たきの・ゆみこ 1997年9月24日山口県出身 O型
STU(瀬戸内)48のメンバー
サックスが吹ける鉄道大好き少女

――今日の握手会は楽しんでらっしゃいます?

瀧野:楽しいですね。来てくださる方、みんな誉めてくれるからすごいうれしいです。モバイルメールやってるので、「メール見たよ」とか言ってくださったり、「番組観たよ」って言ってくださったり。

――瀧野さんの人柄ですよ。素晴らしいです。今年はどんなことやりたいとかありますか?

瀧野:STUは瀬戸内7県で活動してるので、もっと瀬戸内7県での活動をたくさんして、瀬戸内のみなさんに知ってもらえたらなって思います。いまSTUでレギュラー番組を、ラジオも合わせて10本ぐらいやらせてもらっていて。

――10本!? すごいじゃないですか。

瀧野:自分たちの目標としては、瀬戸内でSTUを見ない日はないぐらいになりたいなって思ってます。

――今のままの勢いだとなるんじゃないですか? 話してるとこっちが逆にしっかりしなきゃって思いますね。素晴らしかったです!

瀧野:いやいやいやいや(笑)。とんでもないです。これからもSTU48全員で力を合わせて頑張ります。

(インタビュー◎久田将義/写真◎編集部)