ごく狭い範囲だけに毎日雨が降る奇妙な現象が農村で起きて騒ぎに 寝たきり老人に水を飲ませたら…

 

セミの小便でした。

 

雨が降るポイント付近に立つ木のてっぺんを目がけて600ミリの望遠レンズを装着したカメラを向けたところ、小便を一斉に撒き散らす無数のセミの姿が写し出されたのです。

その後判明した保健所の検査結果も「セミの小便」。

その結果を聞いた集落の人々は、なんとそれでも魔法の水だと信じることをやめず、セミの小便が降ってくる木を神木として線香を焚いて祀る事態に。

一風変わった飲尿療法だと思えばいいのかもしれません。信じる人にとってはまさに聖水ということですが、体を壊さないように遠くから願うばかりです。(取材・文◎赤熊賢)