「死にたい」とリスナーをDMで恫喝し『映画秘宝』が炎上 僕も以前DMを貰いました DM癖ってあるのでしょうか

写真はイメージです(撮影・編集部)

国内を代表する有名映画雑誌『映画秘宝』が炎上しています。

ざっとまとめると、一読者のツイートに対して『映画秘宝』の公式アカウントが、引用リツイートやリプライではなくダイレクトメール(以下DM)で、極めて“刺激的”な長文メールを送りつけた事に端を発します。ツイッターに詳しくない方へ説明すると、要するに公開ではないということ。単純にメールだと思って下さい。

その内容があまりにも酷いというか、一読者である方にとって驚愕すべきものだったので、その方が公開に踏み切りました。そこから炎上が始まります。『映画秘宝』公式アカウントでは、岩田編集長責任という形で女性に対する謝罪がツイートされています。

公式アカウントを引用した方が分かりやすいのでご覧頂くと、

【当該DMを送付した経緯は1/5(火)放送の『アトロク』韓国映画特集回の当該女性アカウントのツイート内に、女性ゲストが不在である件、およびホモソーシャル的な映画秘宝文化についての苦言が記されていたことについて、過労のなかで一方行に頭に血がのぼってしまい、憤りを感じてしまったためです】(2021/1/25 『映画秘宝』公式アカウント、ツイッターより)

という事です。そのDMの内容は私信なのでここでは掲載しませんが、かいつまんで言うとツイッターでつぶやかれた「苦言」に対して、「今、心の底から深く心が傷付き」「死にたいです」「これは誹謗中傷でしょうか」「あまりのショックの大きさから、何も手がつけられない状態にいます。死にたい」といった内容です。これを送付されたら、誰でもビビるでしょう。まして、面識もない一雑誌の公式アカウントからメールで来たら。

どうやら公式アカウントと当該女性とは直接メールをしてかつ直電話して謝罪に至っており、これを送ったのがツイッター投稿係の編集部員ではなく、多分岩田編集長らしいな、と僕も感じていました。

参考記事:『cakes炎上騒動』は起こるべくして起きた 「経験ある編集者不在」が懸念材料の“ネット媒体” | TABLO