NGT48・山口真帆さん暴行事件に言及した高橋みなみに大バッシング 誰が何を言おうが叩かれる状態


気の毒…としか言い様がない(『リーダー論』より)

長期化しそうなNGT48の山口真帆さん暴行事件。現役のAKBチームのメンバーやOGがこの問題に言及するも、何を言っても波紋を呼ぶという状況に陥っています。その中でも、特に発言が印象的だったHKT48の指原莉乃さん、SKE48の須田亜香里さん、元AKB48の初代総監督・高橋みなみさんの発言、および世間の反応を振り返っていきたいと思います。

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まずは指原さんですが、彼女はNGT48の事件発覚直後の1月13日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)にて「すべての対応がひどかった。彼女に対する対応も、こうなってしまったとの対応も全てが間違っていた」とコメント。その後も運営会社のAKSが3月22日に行った第三者委員会の調査報告書を説明した会見について、3月24日の同番組放送では、会見に対して「納得がいかなかった」とズバリ。さらに周囲にいるメンバーたちも全員納得していないことを明かしたり、会社のほうから「第三者委員会が動いているから待ってほしい」と言われたことを話した後、山口本人が納得するまでこの問題に会社が向き合うべきだと語りました。

次に須田さんは3月31日の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演し、一部のメンバーとファンの”繋がり”について「アイドルとしての自覚があれば、ファンとの距離感は絶対保たれる」とキッパリ。さらに繋がっているメンバーがいたなら、それに気づいたメンバーが注意しなければいけなかったなどと指摘し「そういう未熟さが招いたところがある」と自身の見解を示しました。そして運営と山口さんの今後については「AKSの松村(匠・取締役運営責任者)さんだったり、山口さんと公の場所で、お互いがどういう形で納得できるか話し合っているのを見せるしかないと思います」と提言しています。

そして高橋さんは4月2日の『ノンストップ!』(フジテレビ系)に出演。MCの設楽統に「今ちょっといろいろあって、騒がれていますが、見守っている感じですか?」と質問されると「あの時はちょうど海外へロケに行っていてるときで、まったく耳に入ってなかった」と前置きした後、「帰国してからは、気になってニュース等々見たんですけど、分からない事が本当に多くて」と自身も事件を把握できてない状況だと説明。その後、NGT48について「長くグループは続いて欲しい。続いて欲しいというのは本当に思います」と自身の思いを語っています。

しかし、元AKB48の総監督という立場だった彼女の発言にしては突っ込んだことを話していないと感じる視聴者は多かったようで、ネットでは「元総監督としてのプライドはないのでしょうか?」「まぁ…その程度のコメントしかできないだろうね」「口止めされてりゃタレントなんて何も言えないよね」「求められてコメントしてもさんざん叩かれた指原より、 たかみなのこの他人事感の方があり得ない気がする。仮にもグループ総支配人だったのに」と高橋さんに対する批判的な意見が続出していました。

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NGT48事件を取り巻く現在の状況について、関係者はこう語ります。

「高橋さん以外の神7メンバー…出産直後の前田敦子さんはともかく、大島優子さんや篠田麻里子さん、小嶋陽菜さんなどは事件後、いずれも自身のSNSや公の場でNGT48の事件についてだんまり状態です。しかし、全員がコメントしなければ不誠実なのかというとそうではありません。あえて事件に言及しないというのも、立派な態度表明ですよね」(テレビ局勤務)

さらに、この関係者はAKB48グループの運営会社であるAKSへのメディアバッシングについても過熱気味なのではないかとも指摘しています。

「業界の人なら分かるでしょうが、メディアは長年、AKSに対して鬱憤を募らせてきました。その積もりに積もった鬱憤が、今回のNGT48事件で大爆発した印象はありますね。ここぞとばかりに叩きに走っている印象がありますが、もう少し真実が明らかになるまで中立の立場でいたほうがいいのでは、と感じますね」

上記の3人の例から分かるように、NGT48だけでなくグループ全体、卒業したOGにも火の粉が降りかかっている状態の今回の山口さん暴行事件。今後の展開を見守りたいところです。(文◎小池ロンポワン)